新型コロナウイルスの影響で家にいることが多いので、その時間を使って中国語の勉強を始めました!
いままでの旅行中の中国語はかなりやっつけ感たっぷりの適当な中国語でした。
まったくの中国語ビギナーが旅行中の数日、中国語を話すにはどうするかを考えてみて気がついた点をいくつかまとめてみたいとおもいます。
最初は簡体字を使おう
中国語には主に2通りの文字の表し方があります。
- 簡体字 中国本土で使われる
- 繁体字 香港・マカオ・台湾・シンガポールなど
実際の旅行先にかかわらず、
勉強するなら私のおすすめは簡体字です。
なぜ初めは簡体字かというと、繁体字より簡略化されて覚えるのが楽です。さらに、書くときにとても楽だからです。
実際に中国語ネイティブの方々が簡体字と繁体字を見ても、ほとんどの場合はどちらも読めるそうです。
たとえば台湾に行くとしても簡体字を勉強して問題はありません。
ただ、自分が看板を読むために必要な程度の繁体字も少しは覚えなくてはなりません。
元々は中国本土も繁体字を使っていて、のちに簡体字に移行しているだけです。共通の漢字を使っているものがかなりあります。繁体字だったものをいくつか簡単にしているのが簡体字なので、文字の形は似ているものが多かったり、少し簡略化されているものがほとんどなので、重要な漢字だけざ~っと目を通せばかなり理解はできると思います。
筆談するときに圧倒的に楽なのは簡体字
書くときに繁体字は画数が多くてものすごく大変です。話して通じないので書くことが増えるので簡体字で覚えておくほうが”現場では”楽なんです。
予習は最低限でOK
手広くいろいろな言い回しフレーズや単語をがんばって覚えても、最初のうちは通じないのではっきりいってやるだけムダです。
やるとしても「要」とか「不要」とかの漢字2文字程度の単語で伝えるフレーズを見る程度にしたほうが時間の無駄を最小限にできます。
繁体字でおぼえるもの
台湾や香港旅行に行くときには以下のような文字はあらかじめ見ておくといいです。
- 自分が泊まるホテルの表記
- 店の名前
- 地名
- 商品や料理の名前
これらはあたりまえといえば当たり前なんですが、逆に言うとそれ以上のものを繁体字で予習しておく必要もないように思います。
もしやるなら簡体字でやっておいたほうが、いざというときにすぐ筆談できます。繁体字をみて簡体字に置き換えるのはそれほど難しくはないことが多いです。
意味をとるのがまったく無理なときは写真から意味を調べられるアプリなどを使えばOKなのでたくさん勉強する必要はないですよ。
発音の勉強はやめる
発音ははっきりいって難しいです。数日の旅行のためだけなら、詳しく勉強するのはやめておきましょう。
興味がある部分だけは発音をカタカナ読みで調べておいてもいいでしょう。でも、ネイティブ相手には日本人のカタカナ中国語ほぼ通じません。
おいしいの意味の「好吃」ってありますよね。カタカナ読みは「はおちー」ですね。
日本人はあまり口を開かずに発音します。なおかつ声が小さいです。そして抑揚のない「はおちー」になります。
中国語の「好吃」は無理やり書きますが「hあぉつぅ」のような感じで全く別物です。中国語の話し方は口の動きが大きくて抑揚がかなりハッキリとあります。そして声のトーンが高いので声が大きく聞こえるんです。
ちゃんと話すためにはかなり時間をかけて訓練しないと無理なのでにわか勉強はやめましょう。
さいごに
旅行ガイドの簡単なフレーズをカタカナ読みで大きく話すことで少しは通じるときもあると思います。通じた時はホントにうれしいものです。
相手も観光客に慣れていたり、話の内容がどういうものかだいたい推測が付いているから通じるときもあるんです。臆せずに大きな声で堂々とカタカナ読みで戦いましょう!
通じなかったときは紙に書けばいいんですから!