ここ数年、台湾への旅行が人気で旅行中の中国語会話が注目されています。
日本人にとっては簡単そうでけっこう難しい中国語の発音について考えてみました。
中国語は簡単、らしいです
世界にはいろんな言語があります。その中で中国語はかなり簡単な言語の一つだと思います。
え?なかなか話せないし難しい、と思う方も多いと思います。でも、中国語自体はかなり簡単です。
なぜか簡単といわれるか。それはおそらく単数複数だったり時制表現のわかりやすさ、女性詞などのルールが簡素なことに由来すると思います。
男性と女性で表し方が違ったりすることも中国語では表し方が違っても発音が一緒だったりします。時制に関しても、中国語は前から順に並ぶような部分があるのでわかりやすいです。
文法的にはそれほど難しくないのが中国語なんです。
中国語が難しく感じるのはなぜか?
文法的にはそれほど難しくないといわれる中国語なのですが、いざ学習し始めると難しいんですよね。なぜなんでしょうか。
その理由が発音です。
発音ははっきりいって難しいです。数日の旅行のためだけなら、詳しく勉強するのはやめておくべきレベルです。スパッと捨てましょう。(笑)
興味がある部分だけは発音をカタカナ読みで調べておいてもいいでしょう。でも、ネイティブ相手には日本人のカタカナ中国語ほぼ通じません。
おいしいの意味の「好吃」ってありますよね。カタカナ読みは「はおちー」ですね。
日本人はあまり口を開かずに発音します。なおかつ声が小さいです。そして抑揚のない「はおちー」になります。
中国語の「好吃」は無理やり書きますが「hあぉつぅ」のような感じで全く別物です。中国語の話し方は口の動きが大きくて抑揚がかなりハッキリとあります。そして声のトーンが高いので声が大きく聞こえるんです。
日本人には難しい「四声」
日本人が不得意な音の発音が難しいのはもちろんですが、発音自体は一定期間訓練すれば大丈夫でしょう。
もっとも難しいのは四声といわれる抑揚です。
日本語を普段話す人は、会話の中でその文章を抑揚を用いて話すことはほとんどありません。同じ調子でだら~っと話すだけです。
しかし中国語では単語一つ一つに発音と別に抑揚が付いています。中国語での発音というのは音を発することプラス抑揚が同時に必須です。発音自体は1つでも抑揚を変えることで別の言葉になるので、抑揚が違うと通じないということになります。
間違っていてOK、大きな声で話す
中国語初心者日本人が最初にできるおすすめな方法はこれです。
- カタカナ読みでも大きな声で話す
- カタカナ読みでも大きな口を開けて話す
数日の滞在期間なら、カタカナ中国語を大きな声で話しましょう。通じたらラッキーといった感じです。
「我要~」は「私は~が欲しい」で使えるフレーズです。
日本語読みで「ぅぉゃぉ」です。これをデカい声で元気よく「ウオヤオ!」とやります。
カタカナ中国語が通じないのは発音と抑揚の問題なんですが、大きな声を出すだけで少しは違います。日本人は恥ずかしがってしまうのでね~、損してます。ぜひ試してみてください。