旅行に行くときの航空券、どうやって探してますか?
LCC利用の時はちょっとした気づきが必要です。
ほんのちょっとした工夫で安くなることもあるんですよ。
LCCの往復はFSCの往復と条件が違う
フルサービスキャリア(FSC)に乗るなら、日本発の安いチケットは往復、予約変更不可のFIXチケットが王道です。
LCCの場合はこの考え方が当てはまりません。
LCCの場合の往復は片道×2のこと。
往路と復路はもともとは全く別の旅程で、片道2つの全く別の旅程の組み合わせを往復として売っているだけなんです。
私の場合はLCCで航空券を買う場合は片道づつ分けて購入します。
ただ、一つの予約に片道×2をまとめて往復旅程にすることは可能で、メリットがないわけじゃないんですが、デメリットのほうが大きいと私は思います。
往復で探すだけじゃダメ
私が航空券を検索するときはセール運賃以外の最安値がすぐにわかる検索サイトを使ってます。
ですが、LCCを予約するときはLCCのホームページから予約することが多いです。
検索するときにまずはざっと値段を知りたいので往復で検索します。
だいたいの価格帯を把握したらここからが本題。
往復日程だけで検索すると、最安チケットが引っ掛からないことが多々ある
日本発の往復で検索すると、帰りの復路が日本円で表示されますよね。
片道づつわけてで検索してみてください。
帰りは現地通貨(ウォンや元、バーツ)になりませんか?
日系LCCの場合、現地通貨建ての運賃のほうが円建ての運賃より安いことが多いんです。
片道ずつ検索する手間はありますが、1,000円くらいの値段差があることがざらにありますのでバカにできません。
ちょっぴりデメリットがあります
もし片道づつ分けて購入したチケットの便が遅延や欠航などでキャンセルするときに問題が出ます。
往復で発券していれば一つの旅程とみなされる
例えば、往路で航空会社都合で欠航になってしまったとき復路もキャンセルできる可能性が高いです。
片道づつ発券していた場合には、往路分はそのまま独立して生き残ってしまうので変更や取り消し手数料がかかるリスクが大きくなります。
私の結論
欠航や旅程変更になるリスクは低いので基本は別々に発券します。
台風シーズンの台湾やフィリピン、沖縄などの場合はよ~く考えてから。
価格の差とどこまでリスクをとるかを自分なりに考えて決めたらよいと思います。