コロナウイルス感染拡大の影響で運休減便が続いていた国内線ですが、各社から運航再開や増便の発表が出始めています。
そのなかで、国内LCCの大手といえる2社、ピーチとジェットスターの運航状況と運航再開の見通しについて調べてみました。
ピーチの運航状況
運航している路線
6月1日以降運航中の路線は以下の10路線です。
- 関西=新千歳
- 関西=仙台
- 関西=成田
- 関西=鹿児島
- 関西=那覇
- 成田=新千歳
- 成田=福岡
- 成田=鹿児島
- 成田=那覇
- 福岡=那覇
平常時1日2~6便飛んでいた路線もありますが、この期間中の運航便数は各路線とも1日1便です。
全路線運航再開は6月19日
19日から、すべての路線の運航が再開されることになりました。もともと複数便運航されていた路線も、基本的には1日1便での運航再開のようです。
すでに運航されている10路線のうち以下の路線は1日2便に増便されます。
- 関西=新千歳
- 関西=那覇
- 成田=新千歳
- 成田=那覇
ジェットスターの運航状況
運航している路線
6月1日現在運航中の路線
- 成田=新千歳
- 成田=関西
- 成田=福岡
- 成田=那覇
- 成田=下地島
- 関西=新千歳
- 関西=那覇
- 中部=福岡
運航されてはいるものの便数はかなり限られています。
19日以降は増便
ジェットスターも6月19日以降は増便されます。ジェットスターは成田が本拠地ですので成田=新千歳・福岡線が便数も多いのですが、この2路線は19日以降はダブルデイリーになるようです。
その他で多く飛んでいる成田=那覇は、6月いっぱいは1日1便継続のようです。
これらメインの路線でも6月中は1日1~2便の運航となっています。
6月いっぱいは運休
以下の路線は6月30日までの運休が決定です。
成田=高松・松山・大分・熊本・宮崎・鹿児島
関西=熊本・下地島
中部=新千歳・鹿児島・那覇
さいごに
両社とも少しづつ運航便を平常時に近い状況にもっていくように努力しているようです。
しかしながら予約状況はあまり芳しくはないようで、かなり安い運賃が多くに日程で残っているように見えます。
LCC両社はどちらかといえばビジネス需要よりも観光需要が高い傾向があります。まだまだ、旅行の需要を喚起するようなフェーズには入っていないのは明確で、利用者を増やすのは容易なことではないと考えられます。
すこしづつでも飛んでおくことが客足を戻す足掛かりになると思うので、ここは踏ん張ってほしい。頑張ってもらいたいです。