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スカイマーク 減便率は29.4%に 国際線は運休継続

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スカイマークが7月1日から16日までの運航計画を発表しました。

スカイマーク、FSCよりは安い価格で運行していますが厳密にはLCCではありません。ピーチやジェットスターが東京の国内線空港が成田なのに対してスカイマークは羽田であり、位置づけとしてはFSCとLCCの中間といったところでしょう。

主力路線である羽田=新千歳・福岡などの動向を含め確認してみました。

国際線は運休

1路線だけ運航している国際線、成田=サイパン線は3月26日以降運休中です。運休期間は7月末までになっていましたが、今回の発表で9月末までの運休が確定しました。

実際のところ、国際線に関しては需要の回復が簡単には見込めないため早期の復便は難しそうです。これはスカイマークに限らず、です。

国際線をかなりの便数運航しているLCCのピーチを見ても、国内線の新規路線開設のニュースこそありますが、国際線に関しては17路線すべてが8月末まで運休決定済み。
ピーチで無理なら他のLCCも難しいでしょう。

ピーチ 国内線に新路線を開設 8月1日から釧路・宮崎へコロナウイルス感染拡大の影響で減便・運休が続いているなか、ピーチから国内線新規路線開設と繁忙期の増便について発表があったのでまとめてみま...

国内線の運航状況

6月末の減便率は43.4%でした。7月1日以降は29.4%に低下し復便傾向が鮮明になっています。

スカイマークの国内線は16路線です。

  • 羽田=新千歳・福岡・那覇・鹿児島・長崎(神戸経由)
  • 福岡=新千歳・茨城・羽田・那覇
  • 神戸=新千歳・仙台・茨城・羽田・長崎・鹿児島・那覇
  • 中部=新千歳・成田・鹿児島・那覇
  • 茨城=新千歳・神戸・福岡・那覇
  • 鹿児島=奄美大島

中部=成田線は運休継続です。

主力路線は羽田=新千歳と羽田=福岡・神戸です。FSCのANA・JALに近い便数を確保しています。

コロナの影響がなければ新千歳は10.5往復、福岡は11往復、神戸に7.5往復を運航しています。価格重視の客層で東京の発着空港を羽田にしたい乗客からはかなりの利用があります。
実際に福岡羽田をよく利用する私もスカイマークは検討することが多いです。直前でもある程度安い運賃が見つかることも多く、ダイヤも充実していて使いやすいためです。

主力の3路線の運航予定

  • 新千歳 8往復
  • 福岡  11往復※減便なしの通常運行
  • 神戸  5往復

LCC各社と違い便数の面でビジネス客を取り込めるので、復便は乗客の回復につながりそうです。

成田空港は国内線の中部と国際線のサイパンのみで、この2路線が運休継続となっています。国際線中心の需要回復がなかなか見込めなさそうな成田線の復便はしばらく先になりそうです。

さいごに

国内3番手のキャリアであり、国内幹線での存在感もあるスカイマークの復便はうれしいニュースです。沖縄や鹿児島などの路線も含めて完全復便もちかいかもしれませんね!

 

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