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マイル修行:隔年修行について考えてみた

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コロナウイルス流行拡大の影響でマイル修行をしている人にはとても難しい判断を迫られる1年となってしまった2020年です。

そんな中でも今年ステータスをゲットすることは可能ですし、特別対応が続々発表されており、もしかしたら今年は大チャンスなのかもしれません。そんな2020年の隔年修行について考えてみます。

隔年修行とは?

マイレージ修行と言えばSFC修行・JGC修行ですね。ANAプラチナ・JALサファイアを達成してクレジットカードを作ればOKです。

このSFC修行やJGC修行、1度終えてしまえばもうやらなくていいんです。SFC・JGCはクレジットカード発行しそのクレジットカードを年会費を払い持ち続ける限り、ANAプラチナ・JALサファイアとほぼ同等のサービスを、受けることができるからです。

それに対して、さらに上のJGCプレミアやANA/JALダイヤモンドのステータスを維持するためには毎年飛行機に乗り、ステータス達成しなくてはなりません。ですが、2年に一度修行をすることで上級会員資格をキープし続けることできます。それが隔年修行と呼ばれています。

隔年修行のシーズナリティ

シーズナリティとか、たいそうな言い回しですが(笑)
やっぱり1月~3月です。この時期はシンガポールやクアラルンプール、バンコク・ジャカルタ、そして沖縄・石垣などにいくと必ず修行の方に出会えます、必ずです!

なぜ1~3月かというのが次に出てくる事前サービスとの絡みがあるからです。

事前サービス

今年のフライトを例にとってみますと、2020年1月から12月までの1年間で得られるステータスは2021年「度」のステータスになります。

2020年1~12月の搭乗実績で2021年4月から22年3月までのステータス資格が取得できるわけですね。

ステータスの本有効期間は翌年の4月からですが、ステータスを取得できるPPorFOPを達成すると、達成したステータスのカードが1~2週間のうちに送られてきます。

このカードが送られてきたらその日から上級会員資格を行使できます。ラウンジ利用や座席指定などはステイタスカード到着前でもホームページ上でステータスが反映されれば適用されるようです。

ステータス達成から本サービス開始までの期間も、到達したステータス会員としてのサービスを提供してくれるのが事前サービスです。

事前サービスと本サービスの違いは?

上級資格に達したときから翌年の3月末まで一部特典がないステータスが与えられます。ダイヤモンドなどで得られる金券的なものやプレゼント、家族会員向けのサービスなどが一部制限されるだけで、飛行機に乗る部分においては事前サービスと本サービスに大きな差はないです。

なぜ事前サービスが重要か

2020年3月までダイヤモンドステータスを持っているひとがいるとしましょう。

この人が2020年1~3月でダイヤモンド修行を終えた場合、2021年4月から2022年3月までのステータスを獲得して、2021年3月までは事前サービス期間に入ることになります。

こうすることでステータスをキープできる期間は、

  • 2020年3月までの本ステータス(もともと持っている)
  • 4月以降は2021年3月までの事前サービス期間
  • 2021年4月~2022年3月までの本ステータス期間

となります。

1回の修行で約2年間ステータスを途切れることなくキープすると、2年に一度修行すればよいことになります。

次回2022年1~3月に修行して再度ダイヤモンドまで達成すると、ステータスが途切れませんよね?

これをしているのがいわゆる「隔年修行僧」と呼ばれる人たちです。SFC・JGC修行なら年末までに修行を終えればいいのですが、隔年修行の場合は3月末までに修行を終えないと平SFC・JGCになってしまうので、例年1~3月の羽田沖縄やダブルデイリーの羽田石垣線にはこの手の方々が多数存在するわけです。

2020年の隔年修行はどうだろう?

1月の下旬に武漢が都市閉鎖となり、一気にコロナウイルスの影響が出始めました。2月の中旬まではそれほど影響がなかったように思いますが、それ以降は欠航の嵐となりました。

そのため2月の後半あたりからは渡航自粛・規制になり、予約変更やキャンセルに特例措置が取られるようになってからは隔年修行の常連も予定をキャンセルしているように思います。

4月に入りましたが、航空各社は減便・運休の対応で3月中旬以降から段階的に運休が拡がり、4月に入りほとんどの国際線は飛んでません。5月上旬まで、もしくは7月までの運休を決めている航空会社が多いように感じます。

国際線

国際線の運航再開はなかなか厳しそうな気配です。運行再開してもそう簡単に客足は戻らないでしょうから、客足の回復とともに運航本数や頻度も徐々に元に戻っていくのではないかと考えられます。

国内線

国内線は飛んではいますが減便、機材小型化などの影響は出ています。そんななかで、沖縄線は大きな減便もなく運航継続中です。ANAもJALもポイント2倍の特別措置をとりました。航空会社としては乗ってほしいという本音が見える気がします。

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特別措置

ANA JALの場合

ANAのプレミアムポイント(PP)もJALのFLYONポイント(FOP)もコロナウイルスによる欠航減便の影響から特別措置が取られました。

  • ANA 1月~6月の搭乗分を2倍で積算
  • JAL  2月~7月の搭乗分を2倍で積算

両社とも6か月間の搭乗に関して2倍積算となっています。

米系他社の特別措置も出てきた

デルタ航空・ユナイテッド航空などが上級会員資格の延長措置を発表しました。ANA・JALの国内2社も今後新たな動きがあるかもしれませんが、いまのところは搭乗分のポイントを2倍にしますという発表のみです。

コロナ収束が長引いた場合、もしかすると日系2社も資格延長をするんじゃないかと少し思っています。そこに賭けるなら、今年中にJGPかダイヤモンド修行はするべきなんですよね~、悩みどころです。

 

さいごに

ANAは6月、JALは7月までPP・FOPが2倍です。
隔年修行でもこの期間はかなり有効に使えますので要検討です。
私も6月から国内線でJGP修行をするかどうか、目下検討中!

 

 

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