3月末から行われていたFLY ON ポイント2倍の特別対応の中止が、5月8日に発表されました。
特別対応の内容はこちらの記事でまとめています。
特別対応中止についてのメール
以下のようなメールの内容です。
いつもJALグループをご利用いただき、誠にありがとうござい
ます。 新型コロナウイルス拡大に伴い実施しておりますFLY ON ポイント2倍の特別対応につきまして、
政府からの緊急事態宣言の延長を受け、不要不急のご搭乗を控えていただく観点から、
2020年5月10日(日)までにご予約された便をもちまして特別対応を中止とさせていただきます。 2020年5月10日(日)までにご予約された便につきまして
は、
2020年7月31日(金)までのJALおよびJALグループ運航便のご搭乗で獲得されたFLY ON ポイントを、
通常の2倍として積算させていただきます。急なお知らせとなりますことをお詫びいたします。
皆さまのご理解をお願い申し上げます。詳細につきましては、JAL Webサイトをご確認ください。
▼FLY ON ポイント2倍の特別対応の中止について
http://121.jmb.jal.com/?4_–_133669_–_661629_–_1 一日も早く状況が改善し、再び皆さまに多数ご利用いただける日
が来ますことを社員一同心よりお待ち申し上げております。
皆さまにおかれましても、くれぐれも体調にお気をつけてお過ごしください。
今後ともJALグループをご愛顧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 日本航空株式会社
減便が6月以降も続く?
どの路線も大幅な減便や運休となっています。JALは5月31日までの減便予定を出していますが、緊急事態宣言が6月まで延長されたことで6月からいきなり需要が戻ることは考えにくくなりました。
おそらく減便や運休は緊急事態宣言解除が確認されたのち、予約状況を見ながら段階的に行われるように思います。
緊急事態宣言の解除が行われる保証もなく、7月末までの2倍期間を狙った不要不急の予約が増加することによるキャンセル対応などの増加も懸念されるので、需要を読みやすくするためにもいったん断ち切りたいという意図を感じます。
沖縄便の混雑報道も原因か
上記メールにこうあります。
政府からの緊急事態宣言の延長を受け、不要不急のご搭乗を控え
ていただく観点から
中止にしました、ということですね。
GW期間中の羽田の様子を伝えるなかに、「沖縄から羽田に着いた便のゲートで沖縄への乗り継ぎ客の呼び出しがかかっていた」というようなニュースも目にしていたので、やはりそれなりの数の修行僧が「いつものように」乗っていたのは間違いないでしょう。
上記のような乗り継ぎ修行僧はいつでもいますので、修行僧の存在を知っていれば何の不思議もありません。しかし、報道にもでてしまったことで2倍対象の7月末までになんとか乗ろうという新たな駆け込みJGC修行僧による駆け込み予約が増えているのでしょう。
2倍適用の条件が変更
3月末の特別対応開始時点では、2月から7月までの搭乗すべてについて2倍でした。
今回発表された内容を見ると、
5月10日までに予約された、2020年7月31日(金)までの便
となりました。
変更前は当日予約でも適用でしたので注意が必要です。
この変更に伴って5月8日~10日の間に7月31日までの予約が多数入る恐れはあります。国内線はともかく、国際線は渡航制限もあり手を出しにくいですし、どちらにしても満席便が出るような数ではないとは思います。
さいごに
今年のステータスホルダーはステータスが延長されているので問題ないですが、問題は隔年修行僧で2月までに修行を終えていなかった方なのですが、そのような方も多くがGWで持っていた予約を消化したことで今回の措置になったのかもしれません。
このFOP2倍特別対応、実際のところは2月から3月上旬に乗れた方だけが恩恵を受けている面があります。不公平感がかなり大きいのも確かです。
7月末で期限は切られていたのですが、今年いっぱい延長するしかないんじゃないかと思っていたのですが、今回の発表では「中止」という言葉を使ってきました。
通常時のキャンペーンですと「終了」ですので、言い回しを変えてきたことに何か意図があるのかなぁ、とは思っていますがどうでしょう・・・。
いまできることは、早くコロナ収束の時が来ることを待つしかありませんね。