JALでは、9月3日から国内線機材に新たな特別塗装機がデビューしました。
その名も「アマビエJET」
9月7~13日の1週間の運用状況をまとめました。
JA613J 運用状況
7日から13日までの7日間をざっと見でまとめますと以下の便名になります。すべて羽田発着便です。
- JL901-902 OKA 4往復
- JL119-124 ITM 4往復
- JL131-134 ITM 3往復
- JL305-308 FUK 1往復
- JL329-332 FUK 1往復
- JL521-522 CTS 1往復
- JL649-650 KOJ 1往復
9月7日
901-902 OKA
119-124 ITM
9月8日
901-902 OKA
119-124 ITM
131-134 ITM
9月9日
901-902 OKA
119-124 ITM
131-134 ITM
9月10日
329-332 FUK
9月11日
521-522 CTS
9月12日
305-308 FUK
649-650 KOJ
9月13日
901-902 OKA
119-124 ITM
131-134 ITM
アマビエJET 概要
今回のアマビエJETは整備士の発案で実行されたようです。去年の「黄色いコンテナ」に続く、地上スタッフ発案の案件です。
機材
国内線用767-300ERが使われています。
使用機材は「JA613J」
コンフィグはA25です。
コンフィグA25
A25 F5J42Y205 JAL SKY NEXT機材
国内線には14機の767-300がいます。3タイプのコンフィグがあります。
- A25(9機) 252席 F5 J42 Y205
- A27(5機)261席 J42 Y219
- A41(2機)237席 C30 Y207
613JはA25です。F付の767は9機しかありません。
F付ですのでHNDからOKA・CTS・ITM・FUKで使われています。
A41と国際線A43の違い
脱線しますがw
A41は2機、A43は4機JALに存在します。
A43のJA651~654Jは2010~2011年デビューの比較的新しい機材。
A41はJA610J.611Jですが、こちらは2004年デビューの機材です。
A41は国内線機材としてHPに出てきます。 A41機材はもともと国際線機材なのですが、JALHP上は国内線機材になっており、国際線仕様のスカイラックスシートとエコノミークラスシートで国内線を飛んでいます。
A43は国際線用スカイリクライナー機材で、こちらは主に国際線で使われています。
A41とA43は座席配列がほぼ同じですが、エコノミー定員の差が10名あります。
23列目の2-3-2の7席と65列のセンター3席があるかないかの違いのようです。
デカール?塗装?
最近ですとANAのB737-500が花束「デカール」を貼っていました。
分かりやすく言うと、デカールは「シール」です。
印刷されたシートを「貼る」感じ。
それに対して今回のアマビエJETは「塗装」です。
塗装位置
今回話題になっているのは「塗装位置」です。
通常の目線では見えない、機体の底面に塗装されました。
そのため離着陸時の下からの目線でしか見ることができません。
アマビエ塗装の位置は機体下部。
座席番号で普通席最前列の15列目辺りの下部になります。
どこで見れるのか
伊丹の下河原や千里川土手がベストでしょう。
伊丹線が比較的767で運用される便が多めになっているように思いますので、写真スポットで有名な上記2カ所はベストじゃないかと思います。
羽田は滑走路4本で離発着がまちまちで、下から見上げられる離着陸を狙うのはなかなか難しいですね。新千歳も下から見上げられるスポットはあまりないようです。
今のところFUK・CTS線にアサインされたのは1往復づつだけのようですが、
FUKにアサインされれば福岡空港RWY16&34エンドも好スポットになりそうです。
さいごに
アマビエJETは乗って楽しむというよりは見て楽しむ機材ですね。ただ、普通に見ても塗装は確認しずらいようですのでどうしたものかと思いますが…。
901-902-119-124-131-134の運用がメインのようですので、見るならこの運用を狙うのがよさそうです。
私は九州ですので、今週は2往復あった613JがFUKへ来るタイミングに都合が合えば見に行ってみようかなぁと思っています。
とりあえず、今月中は運用を追いかけてみようと思いますので1週間後にまた確認してみます。