7月に入り、航空各社とも復便傾向です。国内線に限っては人の移動が少しづつですができるようになっています。
今回は福岡から名古屋までスターフライヤーに搭乗しましたのでちょいレポです。
SFJ68便
コロナ減便のない状態のスターフライヤーの福岡名古屋中部線は1日6便の運航です。この日は減便継続中で朝と夜1便ずつ計2便が欠航、4便が運航されていました。
搭乗したのは最終便となる68便です。
7G68 コードシェア NH3868
FUK 20:10 NGO 21:30
使用機材:A320 JA21MC
名古屋からの69便から折り返し運用でした。使用機材はJA21MC、機内食用の装備がないタイプの国内線使用機ですね。
NH便名時の座席指定
今回はUA特典で発券したため、NH便名での搭乗となります。搭乗手続きがANAカウンターになること、ANAの空港でのサービスが使えること以外はスターフライヤー発券と何も変わりません。
ただ、NH便名でスターフライヤやAIRDO便などを利用する場合は事前座席指定ができません。UA特典発券のANA国内線航空券でも同様に事前座席指定はできません。
そのため、当日チェックインの際に座席が決まることになります。
ちなみに、
UA特典で発券したANA国内線航空券はANA運航便については事前座席指定ができるようになっています。
座席の指定はUAのHPの予約確認からできます。
ただ、上級会員向けの座席までは解放されていないです。そのため当日窓口で座席が変わることが多いのですが。
UA特典でANA国内線特典航空券をとる場合、UAでの予約時にFFPをマイレージプラスではなくAMCで登録しておくとANAにも情報が送られてANAのHP上でも予約が確認できるようにはなります。
予約の確認はできますが、確認以外のことはできないのであまり意味はないかもしれません。予約の確認はANA国際線のHPから行うことができます。
話がわきに逸れました。
この日はそんなに混んでいないだろうと思っていたので、全体的に空いているようなら後方窓にしようかと思いましたが、聞いたところ横1列空くほどではないようだったので素直に前方をチョイスさせてもらいました。
福岡空港
ANAのプレミアムチェックインを利用してラウンジに直行しました。
羽田便の各社最終便の時間帯ですが、運休便多数でした。ANA・JALともに通常の時刻表での最終便は欠航、ANA272が最終だったと思います。
ANAラウンジの様子ですが、羽田便の出発もまだあったと思うのですがほとんど人はいません。
ラウンジ内は特にソーシャルディスタンスをとるようにというアピールはなく、すべての座席が使用可能でした。
飲み物のカウンターにはパテーションが設置されて出入口が作られています。係の方が立たれて、手の消毒の協力を促しています。
エリア内に入ったあとは提供されている飲み物などはほぼ通常と変わりません。
角ハイボールのサーバーもあるのですが、メーカーズマークでハイボールのほうが好きなので自分で作ります。普段は氷を入れるんですが見当たらなかったような気がします。見落としただけかなぁ...それとも氷の提供がなかったのか。まあ、係の方に声かければもらえたとは思います。
搭乗者数があまり多くないのはわかっているので早めにゲートへ。
ゲートは6番を使用しました。制限エリア内も人影まばらです。搭乗もスムーズに始まりました。
A320機内の様子
後方を見ていないので予測ですが、パっと見の搭乗率は5割くらいはあったと思います。横3人並んでいる列も前方にはそれなりにありました。
機内に入ってすぐのところに張り紙みたいなのがありますが、コロナ対策の協力お願いみたいな感じの張り紙でした。搭乗がすんだらなくなっていました。
LCCが多く利用しているA320です。そのため印象としては「せまい」となってしまいがちです。狭いのはA320だからではなくてLCCだからなんですよね。
LCCが利用しているA320の通常のコンフィグはエコノミー180席仕様で30列あります。ANAはバニラの機材を3機、バニラ仕様のままANA便の国内線で運用していますが、この3機は180席仕様のLCCタイプです。このタイプはシートピッチが71㎝ですね。
ANA国際線機材にA320neoがありますがビジネス8席とエコノミー138席です。ビジネスクラス2列をエコノミー3~4列換算するとがだいたい25~26列くらいとなります。ANA国際線機材でエコノミーのシートピッチは86㎝です。
スターフライヤーの座席配列がこちら。
スターフライヤーの機材はコンフィグは1通りに統一されています。全席エコノミーで150席となっています。列数でいうと25列となっています。途中に欠番があるため表示の上では27列目まであります。
座った瞬間、「あれ?なんか広いかな?」と思うくらいのシートピッチです。それもそのはず、シートピッチはなんと91センチです。ANA国際線機材よりシートピッチが広いのは驚きです。
LCCはだいたい71㎝、ANAJALの国内線機材でも79㎝なのを考えるとめちゃめちゃ広いことが分かりますよね。
モニターが各座席に装備されています。モニターは2タイプありますが、この機材はtype1の古いタイプです。タッチパネルタイプのモニターで大きさも十分です。ビデオのプログラムもかなりの数がありました。短時間の利用が多いので何の不満もありません。名古屋から台北へ飛んでいるのが最長路線ですが、スターフライヤーならあっという間に時間が過ぎることでしょう。
テーブルを出さなくても紙コップが置けるホルダーが備わっていて便利です。
その上にはUSB端子があり携帯電話の充電が可能なのもうれしいです。
ドリンクのサービスは通常通りだったように思います。
- タリーズのコーヒー
- オニオンスープ
- アップルジュース
- 八女の冷たい
- コーラ
- 温かいお茶
- 水
だったと思います。スープは羽田・中部・那覇発着で往復で違う味のスープやジュース類がいただけます。簡素化されている航空会社が多いようですが、スターフライヤーは通常メニューだったように思います。
スターフライヤーはドリンクのサービス提供のやりかたが上手だと思います。なんとなくスターフライヤーに乗って得した気分にさせるんですよ、不思議と。
オニオンスープをいただいたあとコーヒーも頼んでみましたが、気流の関係でベルトサイン点灯が早くてコーヒーは飲めませんでした。
セントレア
福岡空港出発はほぼ定刻だったと思います。
最近の福岡空港発はピークの時間帯では福岡空港側の問題で若干離陸を待たされることがあることもありますが、以前は南風の羽田行のように羽田の着陸を調整するための離陸待ちもいまはなくなり、ゲートを出れれば離陸までそれほど時間はかからなくなりました。
この日もRWY16運用でしたのでターミナル前からの離陸で時間短縮。定刻で出れれば早着になることが多いのでセントレアへの到着ははやくなりました。
沖止めももちろんなし。
ただ、ANAJALの便を利用するときと違うなぁと感じるのが、使用するゲートが遠いこと。この日もスポットは空きだらけに見えましたが、けっこう歩かされました。
利用ゲートが各社ある程度固定されているからでしょうが、ANAJAL以外を利用したときに残念に思うのがこれなんですよね。
それと、東京発の時の福岡北九州線のターミナルが第1ターミナルなこと。
ANA便名でスターフライヤーを選んでもラウンジがないんですよね。
スターフライヤー、高評価だけに悩ましいところです。
定刻21:30着の便で37分発のミュースカイに乗れるとなると名古屋駅着もかなりの早着となりました。
飛んでいる飛行機が少ないのもあるでしょうが、セントレアへのアプローチも一直線な感じで19分早着。定刻到着ではきびしいミュースカイに余裕で乗れました。コロナの心配なしにいつもこんな感じならうれしいんですがねぇw
風来坊の手羽先をテイクアウトしてHTLで晩酌でした!