日台間の航空便は在留資格保持者や留学生に関して渡航条件が緩和されたことで復便傾向にあります。
日本は中低感染リスク国に入っていたのでうまくいけば人の移動が解禁されるのも少しは速くなるのではないかという期待をしていたのですが、8月上旬にコロナ第2波の流行が始まってしまった日本は、ビジネス渡航者向けの入境制限緩和対象国からも除外されてしまいました。
9月以降の日台路線の運航状況をまとめてみました。
※情報更新が確認できれば随時加筆訂正していきます。
航空会社別 運航状況
旅客取り扱い便を航空会社別にまとめました。日台間で旅客便として運航されている、または運航再開予定の路線は以下の通りです。
JL・CI・BRに関しては、ここに記載した以外に多くの旅客取り扱いを行わない貨物取扱専用便が運航されているのでほぼデイリー運航の路線も多いです。
旅客便と同じ便名のまま貨物取扱専用便として運用しているもので、旅客便名で運航されていても、そのうちで旅客取り扱いがある便はごくわずかです。
全日空(NH)
羽田=台北松山 NH851/852 767-300 週2便 月金
日本航空(JL)
成田桃園線は週4便、成田高雄線は週1便、それぞれキープが続いていましたが10月から変更があります。
成田=台北桃園 JAL809/802 787-9 週4便 月火木土(※)
成田=高雄 JAL811/812 767-300 週1便 土
羽田=台北松山 JL97/98 週3便・月水土(※)
いずれも運航時間は日本午前発台湾午後発に変更されています。
※同一便名の貨物専用便は上記以外にも運航されているものがあります。
※10月からは羽田=松山 JL97/98が週3便・月水土で復便し成田=桃園線の月土が減便。東京台北間は週5便体制になる。
チャイナエアライン(CI)
8月は台北桃園=成田線を週1便運航していました。
9月からはその他に3路線の運航を再開します。
- 台北桃園=成田 CI100/101 350-900 週1便 金曜日運航
- 台北桃園=名古屋 CI154/155 330-300 9月10日・24日運航
- 台北桃園=大阪関西 CI172/173 330-300 週1便 木曜日運航
- 台北桃園=福岡 CI116/117 330-300 週1便 木曜日運航
※同一便名の貨物専用便は上記以外にも運航されています。
エバー航空(BR)
HPなどで運航の照会できるページがなかなか見当たらず苦労します。。。
9月から10月にかけては以下の3路線の運航が確認できました。
- 台北桃園=成田 BR198/197 787-9 週3便 水金日
- 台北桃園=関西 BR132/131 787-10 週2便 水金
- 台北桃園=福岡 BR106/105 330-300 週1便 金
※つい先日、成田経由で新千歳にも運航されたニュースがありました。旅客運航便と同一便名の貨物専用便は上記以外にも運航されているようですが、なかなか追いかけきれません。上記3都市に関しては旅客取扱便含め週5便以上は運航されているようです。使用機材は日替わりになっているときもあります。
タイガーエア(IT)
台北桃園=成田 IT200/201 週1便 木曜日
台北桃園=関西 IT210/211 週1便 水曜日
スクート(TR)
9月から便数限定で復便。
運航はシンガポール台北桃園成田線とシンガポール高雄関西線です。
台北桃園=成田 TR882/883 9・16・23・30日(成田発は翌日)
高雄 =関西 TR884/885 19・26日(関西発は翌日)
※今のところ、日本シンガポール間を通しで利用はできないようです。
ピーチ・アビエーション(MM)
ピーチは10月25日からの復便を発表しました。
運航再開となるのは羽田・成田・関西=台北桃園の3路線。
関西→台北 MM27 金土日
台北→羽田 MM860 金土日(羽田着は翌日)
羽田→台北 MM859 月土日
台北→関西 MM26 月土日
成田→台北 MM627 月木土
台北→成田 MM620 火金日
関西と羽田はクロスダイヤでおそらく同一機材で連続運航でしょう。スケジュールは羽田深夜着早朝発、関西は夕発昼着です。
成田は夜発早朝着、台北着発が深夜のスケジュールで機材運用は単純往復です。
ジェットスター(GK)
9月11日現在、復便の発表は確認できません。
さいごに
コロナ禍のなか、私のような一般人が観光で台湾を訪れるような日が本当にまた来るのかなぁ、なんて思ってしまうような状況です。
日本国内のコロナ感染拡大が落ち着いたうえで、航空便の復便が今後も続いてくれるようであれば観光での渡航が可能になる日も見えてくると思います。今のところはまだまだ先の話になるでしょうが、個人的には2021年のGW頃にはどうかなぁと思っていはいますが。
いまは観光での渡航が解禁されるその日が来るのを、じっと待つしかありませんね。