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台湾と日本間の渡航制限は10月に解除できるかも?

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5月20日、台湾では蔡英文総統の就任式典が行われ、2024年までの4年の2期目の蔡政権が正式にスタートしました。

そんな台湾ではコロナウイルス対策で行われている交通・観光に関する制限の緩和についての計画案が発表されました。

日本と台湾の間の行き来が以前のように自由にできるようになり、旅行ができるようになるのはいつになるのかという視点で、はやく旅に出たい私なりに考えてみました。

(※追記 8月末更新記事を文末に入れました)

アップデート記事

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出入国の規制状況

現在、世界のかなりの国々との間の移動に制限がかかっています。

日本が行っている規制

台湾から日本への渡航については、

14日以内に台湾に滞在していた外国人について入国拒否

ですので、日本人に関しては制限はないようです。この条件であれば、日本人が台湾を旅行したい場合には日本側には特に制限はないことになります。

台湾が行っている規制

居留証、外交公務証明、ビジネス契約履行証明、又はその他の特別な許可を有する者は例外ですが、

すべての外国人の入境を禁止

しています。この措置が緩和されない限り、ほとんどの日本人は台湾に行くことができなくなっています。

ですので、日本パスポート所持者への90日間査証免除ももちろん停止中です。

3段階の規制緩和計画

台湾政府から発表されたのは、

  1. 防疫旅行 5月27日~7月31日
  2. 安心旅行 8月1日~10月31日
  3. 国際旅行 10月1日~12月31日

上記の三段階が計画として出されました。

防疫旅行と安心旅行は台湾国内の旅行への感染防止ガイドライン、旅行への補助金などの台湾国内の旅行需要の喚起についてのお話です。

我々日本人にとっては3番目の国際旅行の部分が重要なところです

国際観光を段階的に開放

国際旅客についてはぼぼすべて規制されている現状ですが、10月1日から段階的に規制が緩和されていく計画です。

  1. 航空旅客便
  2. 海運旅客便
  3. トランジット旅客
  4. 台湾入国後の公共交通機関の利用
  5. クルーズ船の台湾寄港

これらの中でも特に航空旅客便、その中でも中国本土との路線の運航再開がカギになりそうです。

台湾と中国本土との間の航空便

おそらく、先陣を切って再開されそうなのが中国本土路線です。もしかすると10月1日より早く再開される可能性もあります。

なぜ中国本土?というのは、比較的早くから中国国内の規制が緩和されてきているという点がやはり大きなポイントです。近隣の香港・韓国・日本などと比べるとかなり前を走っている感じがします。

そんな中国本土への旅客便は今のところ北京・上海・厦門・成都の4都市のみが運航中です。
その他の都市は運航停止となっています。このあたりが段階的に増便されていくと、よい傾向なんではないでしょうか。

やはり台湾から最も近く、人の行き来も最も多いのが中国本土です。また、コロナの規制が日本や韓国に先立って緩和されている中国との間の旅客便の運航再開状況がその他の国との運航再開にも参考になっていくと思います。

日本線の再開は?

まずは羽田=松山や成田=桃園、関西と中部への路線からの再開になると予想します。松山空港は検疫の面で再開当初は使用しない可能性もあるかもしれません。

ツアーに使いやすいスケジュールから運航再開?

東京・大阪・名古屋路線は需要が高く、おそらく10月の再開時から団体旅行のセッティングがされると思われます。

ツアー設定のためには航空便の運航スケジュールが決まることが大前提になります。ツアーに便利な設定にするには1日2便が必要になってきますが、当初からすべての便が運航されるとは考えにくいです。

日本の航空会社が日本発午前便・現地発夕便、台湾側が台湾発午前便日本発午前~午後便を1日1便設定といったあたりで再開されるんじゃないかなぁ、と予想しています。

双方での早期入境規制解除が絶対条件

日本側は、緊急事態宣言は解除されそうですし感染者数も落ち着いてきているようです。
どちらかというと、台湾より日本国内での規制解除のほうが遅れています。台湾政府が日本の状況をどう判断するかにかかっているとしか言えませんが、

台湾への入境規制

査証免除の復活

この2つがそろわないことには話が進みません。

また、台湾の状況を日本政府がどう判断して、台湾からの入国を許可するかどうかにかかってきます。台湾のほうがコロナ抑え込みには成功しているので、台湾が日本からの入国を許可した段階で同時に解除されるとは思います。

当初の運航便は限定される

再開されるとしても、一気にコロナ以前の運航ダイヤに戻るとは考えにくく、コロナ以前にダブル・トリプルデイリーで飛んでいたような路線が1便づつ運航を再開していくようなイメージなのかもしれません。

さいごに

10月1日から再開とされていますが、状況次第では中国本土線やコロナ患者の少ないベトナム線などは早期解除もあるのではないかと思っています。

日本も団体ツアー旅行を10月1日以降に設定していくと思いますが、航空便の運航再開が早まれば、10月1日を待つまでもなく個人旅行については受け入れがあるような気もします。

いずれにしても、コロナ患者がこれ以上爆発的に増えないことを祈りつつ、秋が来るのを待ちたいと思います。

↓↓8月末更新記事こちらです↓↓

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