コロナウイルス感染拡大の影響による減便・運休が航空各社で続いています。
7月以降の運航について各社とも運休路線の運航再開、減便路線の復便という傾向にあります。
スターフライヤーからも今後の運航について発表がありましたのでまとめてみました。
運航路線
スターフライヤーの本拠地は北九州です。メインの路線が羽田北九州線となります。
基幹空港は北九州なのですが、北九州発着の国内線は羽田線と沖縄線のみです。その他の運航路線については羽田発着の路線が多くなっています。
- 羽田=北九州 1日11往復
- 羽田=福岡 1日 8往復
- 羽田=関西 1日 5往復
- 羽田=山口宇部 1日 3往復
- 中部=福岡 1日 6往復
- 北九州=那覇 1日 1往復
国際線は2路線で各1往復の運航があります。
- 北九州=台北桃園
- 中部 =台北桃園
運航状況
国内線の運航状況ですが、6月30日までは5路線17往復の運航となっています。
完全運休となっている路線は北九州那覇線です。
その他の路線は減便での運航となっており、羽田関西線が1日5往復、その他の羽田発着3路線と中部福岡線が1日3往復ずつの運行です。
国際線は3月11日から運休となっており、6月30日までの運休ととなっていました。
7月1日以降の運航予定
既報の7月1日以降の運航予定と、今回発表された内容をまとめてみました。
国内線については7月末までの、国際線については9月末までの運航予定となりますね。
国内線
7月1日から羽田関西線の1日5便・羽田山口宇部線の1日3便は通常通りの運航です。
羽田福岡線は21日まで6往復に減便ですが、22日以降は通常通りの8往復に復帰します。
福岡中部線は7月中の運航を1日6便から4便に減便して運航されます。
スターフライヤーの基幹路線である羽田~北九州線は、通常11往復のところ7月21日までは1日6往復、22日以降8往復となり減便は継続です。
国際線
国際線2路線は9月末までの運休が決定しました。
スターフライヤーの国際線はクロスダイヤになっていて、
- 中部⇒台北⇒北九州
- 北九州⇒台北⇒中部
という機材運用なので、運航再開されるとしたら2路線同時に運航再開となると思われます。
台湾の入境規制の緩和が進んでは来ていますが、ターゲットの客層がやはり観光客な面が大きいのでまだ運航再開は難しそうです。
台湾に関しては10月以降に観光客の受け入れも始まるのではないかという話もあります。9月末までの運休決定という期間切りはこのことに関連しているのかもしれません。
さいごに
スターフライヤーはLCCではありません。どちらかというとFSCに近いです。
運賃は安めでサービスはANAやJALに次ぐレベルといった位置づけです。
私自身がスターフライヤーに乗ったのがかなり前であまり記憶にないので何とも言い難いのですが、実際、ANAとのコードシェアでANAの顧客を乗せることもあるわけですのでサービスの質はある程度期待できるのではないでしょうか。
本来はMAX180席のA320を150席で運用していたり、各席にモニターが付いていたりとLCCとは一線を画す航空会社です。顧客満足度も常に高評価。
ANA発券でのHNDFUKでもよく選択肢には出てきていたのですがいままでは故意に避けてきていたんですよね。近いうちに乗って、実際に体験してみたいと思います。