ZIPAIR: 成田＝ソウル仁川線就航　9月12日から週5便の貨物専用便

JAL系の中長距離LCC会社としてスタートしたZIPAIR TOKYO。

個人的にZIPAIR便に期待しているのがJALマイル特典に使えるようにならないかという点です。ANAのバニラ特典のような形で解放されないかとひそかに期待しているんですよね～。

この度、延期されていた成田＝仁川の運航が開始されると発表されました。

ZIPAIRの運航路線

現在のところ3路線の開設が公表されています。

ZIPAIRの2レターは「ZG」、3レターは「TZP」となります。

成田＝バンコク（スワンナプーム）線

6月3日から運航開始となったのは成田＝バンコク線。

当初は5月14日運航開始となっていましたが新型コロナウイルスの影響で延期されていました。

当面の間、旅客取り扱いは行いません。貨物専用便として運航され、JALとのコードシェア便となっています。

スケジュール

便名はZG51/52。JL6705/6706としてJALとのコードシェア便となっています。

運航日は水木金土　週4便です。

6月3日より貨物便として運航され、旅客取り扱いはなしでのスタートとなりました。

成田＝ソウル（仁川）線

7月1日運航開始の予定でしたが路線開設延期となっていましたが、スケジュールが発表されました。
もともとJALが運航していたJL951/954の時間帯で運行されるのではないかと言われていましたが、ほぼその通りの成田発の時間帯になっています。

スケジュール

便名はZG41/42となっています。

運航日は水水木土日　週5便です。

9月12日より貨物専用便として運航され、旅客取り扱いはなしでのスタートとなります。

成田＝ホノルル線

2020年冬ダイヤからの開設を目指していましたが、こちらの開設は当分難しいと思われます。

使用機材

旧JAL所属機

初期導入となったのは以下の2機です。

JALに所属していたボーイング787-8型機を2機導入しています。登録レジはJAL所属時のままです。

機内は2クラス制

ビジネスクラスは「ZIP Full-Flat」と命名されています。
JAL SKY SUITE Ⅲをモニターなどをなくして簡素化したようなシートで、名前の通りフルフラットシートを採用しています。設定座席数は18席です。

エコノミークラスは「Standard」という名称です。
JALの787-8はJAL SKY WIDER採用機はエコノミー3-3-2という珍しいシート配列でしたが、ZIPAIRでは3-3-3の標準的なレイアウトとなりました。
特徴としては、LCCの中ではシートピッチが広くなっており31インチ（79センチ）。これはJALの国内線仕様787-8の普通席と同じです。

機材運用予想

BKK線とICN線の運用となります。
成田での時間が短いですが、BKKから戻ったあとICN、ICNから戻った後にBKKを飛ぶことが可能なスケジュールにはなっています。

いずれかが１セットになりそうな気がしますね。実際はどうでしょうか。

さいごに

貨物便でデビューという珍しいことになったZIPAIRですが、今後はホノルル就航が控えています。ソウルもありましたがホノルルでもJALとのコードシェアなどがあるかもしれませんので目が離せない存在です。

はやく旅客便として運航される日が来るといいですね。