7月に入りました。
国際線の旅客便運航ダイヤにも復便・増便などの変更が見られます。
まだまだ旅客便の運航は少なくて、貨物便としての運航が主体ではあります。
今回は、7月7日辺りまで約1週間のJAL国際線機材の787-9シリーズ運用状況をレジ別にまとめてみました。
↓前回記事はこちら↓
JAL国際線運航状況
7月1日以降のJAL国際線の運航状況は以下の通りです。
記載のない路線は運休中です。
貨物便として運航している路線もありますが、ここでは旅客取り扱いのある便のみピックアップしています。
北米路線
- 羽田ーニューヨーク JL 6/ 5 週2便
- 羽田ーダラス JL12/11 週2便
- 羽田ーシカゴ JL10/9 週3便
- 羽田ーロスアンジェルス JL16/15 週2便
- 成田ーロスアンジェルス JL62/61 週1便
- 成田ーサンフランシスコ JL58/57 週2便
- 成田ーバンクーバー JL18/17 週2便
欧州路線
- 羽田ーロンドン JL43/44 週3便
- 羽田ーパリ JL45/46 週2便
- 成田ーフランクフルト JL407/408 週3便
- 羽田ーヘルシンキ JL43/44 週3便
アジア路線
- 羽田ーバンコク JL34 週2便(バンコク発のみ)
- 成田ーバンコク JL708 週1便(バンコク発のみ)
- 成田ーシンガポール JL711/712 週2.5便
- 成田ークアラルンプール JL723/724 週2便
- 成田ージャカルタ JL725/726 週2便
- 成田ーハノイ JL752 週1便(ハノイ発のみ)
- 羽田ーホーチミン JL70 週1便(ホーチミン発のみ)
- 成田ーホーチミン JL750 週1便(ホーチミン発のみ)
- 成田ーマニラ JL745/746 週1.5便
- JL741/742 7月中に2.5往復運航
- 成田ー大連 JL829/820 週2便(9日から1⇒2便に増便)
- 羽田ー香港 JL29/26 週2便(成田発着で運航)
- 成田ー台北桃園 JL809/802 週4便
- 成田ー高雄 JL811/812 週1便
オセアニア・ハワイ・グアム
すべての便が運休となっています。
787-9 コンフィグ
787-9は全て国際線仕様機で20機登録されています。
コンフィグは3パターンです。
- W71(8機) 195席 C44 PY35 Y116 JA861J~868J
- W91(4機) 203席 C52 PY35 Y116 JA869J~872J
- W92(8機) 239席 C28 PY21 Y190 JA873J~880J
Cクラスのシートは2種類。
W71 JAL SKY SUITE
W91.92 JAL SKY SUITEⅢ
エコノミーはSKY WIDERです。
いまはコロナの影響で運用が乱れている印象ですが、通常であれば、主にW71が長距離線、W91/92が中距離線を飛んでいます。
運用状況詳細
機材別にみていきます。
記載例 24 CTS=HND JL6776/6775
24日 新千歳羽田 往復 便名 です。 片道の場合は⇒を使っています。
JA861J
29 HND=LHR JL43/44
01 HND=DFW JL12/11
03 HND⇒SVO JL49
03 SVO⇒HEL JL47
03 HEL⇒HND JL48
04 HND=LHR JL43/44
06 HND=LHR JL43/44
モスクワ行の臨時便をヘルシンキ行の往路に組み入れて経由便として運航しています。
先月ヘルシンキ発モスクワ経由成田行きが運航され、その時の便名は通しでJL48でした。
今回はモスクワまでがJL49として運航され、モスクワヘルシンキ間は通常の羽田ヘルシンキ便名であるJL47となっています。
JA862J
30 NRT=TPE JL809/802
01 NRT=MNL JL741/742
02 NRT⇒HND JL8121
02 HND=HEL JL47/48
03 HND=LHR JL43/44
05 HND=LHR JL43/44
07 HND=HEL JL47/48
成田から羽田へフェリーされ、羽田発着便に戻ってきました。
JA863J
30 HND=LHR JL43/44
02/03 HND=JFK JL6/5
05 HND=DFW JL12/11
JA864J
29 NRT=SFO JL58/57
01 NRT=FRA JL407/408
02 NRT=SFO JL58/57
05 NRT=LAX JL62/61
JA865J
30 NRT=FRA JL407/408
01 NRT=SFO JL58/57
03 NRT=FRA JL407/408
04 NRT=LAX JL62/61
06 NRT=SFO JL58/57
JA866J
30/01 NRT=BOS JL8/7
02 NRT⇒HND JL8123
03 HND=DFW JL12/11
06 HND=JFK JL6/5
JA862Jと同日に、成田から羽田に戻っています。
JA867J
30 HND=HKG JL29/26
01 HND=HEL JL47/48
02 HND=DFW JL12/11
04 HND=DFW JL12/11
JA868J
30 HND=PEK JL21/22
01 HND=LHR JL43/44
04 HND=JFK JL6/5
06 HND=DFW JL12/11
JA868JまでがW71機材です。
JA869JからはW91機材となります。
JA869J
31 NRT=LAX JL62/61
JA870J
30/01 NRT=KUL JL723/724
02/03 NRT=KUL JL723/724
04/05 NRT=KUL JL723/724
JA871J
01/02 NRT=CGK JL725/726
03 NRT=CGK JL725/726
04 NRT=TPE JL809/802
05 NRT=CGK JL725/726
06/07 NRT=KUL JL723/724
JA872J
30 NRT=HAN JL751/752
01 NRT=HKG JL29/26
02 NRT=FRA JL407/408
04 NRT=FRA JL407/408
05 NRT=SFO JL58/57
JA872JまでがW91機材です。
JA873JからはW92機材となります。
JA873J
02 HND=HKG JL29/26
03 HND=HKG JL29/26
04 HND=HKG JL29/26
06 HND=HKG JL29/26
羽田香港線JL29/26は旅客取り扱い日のみ成田発着に変更されていますが、その他の日は羽田発着のまま運航されており、873Jが就くことがとても多いです。
JA874J
30 NRT=MNL JL741/742
01 NRT=TPE JL809/802
02 NRT=TPE JL809/802
03 NRT=TPE JL809/802
04 NRT=HAN JL751/752
05 NRT=TPE JL809/802
06 NRT=ORD JL6710/6709
07 NRT⇒BOS JL8
787-9にはあまり見かけない貨物便名のシカゴ行が6日に入っています。
JA875J
04 NRT=ORD JL6710/6709
05/06 NRT=BOS JL8/7
こちらにもシカゴ貨物便が入りました。その後すぐにボストンも同じ流れですので組運航かもしれません。
JA876J
30 HND=HEL JL47/48
01 HND⇒NRT JL8122
02 NRT=DLC JL829/820
03 NRT=LAX JL62/61
04 NRT=SFO JL58/57
05 NRT=HAN JL751/752
06 NRT=TPE JL809/802
07 NRT=TPE JL809/802
羽田から成田へ入りました。862J・866Jと入れ替わりのようです。
JA877J
30 HND=DFW JL12/11
02 HND=LHR JL43/44
04 HND=HEL JL47/48
05 HND=HEL JL47/48
JA878J
01 NRT=ORD JL6710/6709
02/03 NRT=BOS JL8/7
05 NRT=HKG JL29/26
874J/875Jのパターンと同じシカゴ貨物便からボストンですね。ボストンの後は旅客便の香港が入っています。
JA880J
30 NRT=SFO JL58/57
01 NRT=HAN JL751/752
02 NRT=LAX JL62/61
03 NRT=SFO JL58/57
05 NRT=FRA JL407/408
06 NRT=LAX JL62/61
運用が確認できなかった機材
今回の期間中はJA879Jのみ、運航が確認できませんでした。
さいごに
787-9がJAL国際線主力機ということで、他機種と比べると高頻度で飛んでいます。燃費効率や貨物積載量などのバランスが一番良いのでしょう。
7月末までは旅客便に変更はないと思いますが、貨物便の動向次第で変化があるかもしれませんのでまた1週間~10日後くらいに確認してみたいと思います。