JALは旅客取り扱いを休止して運休としていた東京シンガポール線の運航を再開しましたので確認してみました。
SIN水曜日発に関して7月7日追記しました!
JALのシンガポール線
通常ダイヤでは1日3便が運航されています。新型コロナウイルスの影響で、シンガポール線はすべて運休が続いていました。
- 羽田=シンガポール 2往復
JL35/38 HND 0005=SIN 0615/ 0150=HND 0950
JL37/36 HND 1130= SIN 1740/ 2150=HND 0550 - 成田=シンガポール JL711/712 1往復
JL711/712 NRT 1755=SIN 0020/ 0810=NRT 1620
使用機材は777-200ERがメインでコンフィグはプレエコがあるW61がアサインされています。777-200ERが入らない便は787-9が入りますのでプレエコもありです。
通常運航の場合はクロスダイヤになっており、JL711は折り返しがJL38、JL35の折り返しがJL712になります。
ビジネスクラスはヘリボーンタイプのJAL SKY SUITEⅢ、エコノミーはJAL SKY WIDERでの運航です。
運航再開のダイヤ
7月3日以降の7月中の運航ダイヤは以下のようになっています。
- JL711 成田(10:15)→シンガポール(16:40)運航日:水金日
- JL712 シンガポール(08:10)→成田(16:20)運航日:水土
- 羽田便のJL35~38は運休継続
シンガポール発のJL712のスケジュールは通常通りです。
東京発のJL711は成田を夕方発だったのを朝10:15発、シンガポールには16:40着のスケジュールに変更されています。
HNDを金曜日に出る便は折り返しが土曜日で問題ないと思います。実際に確認しましたが、JA740JがSINで寝て翌朝JL712に就いています。
ですが、JL711の水曜日NRT発は10:15、JL712も水曜日SIN発で8:10です。日曜日のNRT発が水曜日までSINにとどまるとは考えにくいですね。
今日(7月5日日曜日)のJL711はJA740Jが連続で就いています。この折り返しはJL712の旅客取り扱い便はありませんのでどうなるのか明日にでも確認してみたいです。
さらにですが、旅客取り扱いの無い便が水曜日のSIN→NRTのJL712のために飛ぶことになるようです。HNDからの便なのかNRTからの便なのか、貨物専用便として飛ぶのか等、7日の機材運用で確認してみようと思います。
追記7.7
JL711と712運用を確認してみました。
まず、777-200ERのJA701J(W63/64)が6日にNRTからJL711でSINに入りました。
この701Jはしばらく動いていなかったのですが、6日に突然SINへJL711アサインされました。701Jが水曜日SIN発の旅客取り扱い便であるJL712を担当するのかと思いましたが、7日の朝便で701JはSINを離陸しました。
それと別に7日火曜日にNRT発JL711が77wのJA740Jで出ました。
こちらが折り返しを担当すると思われます。
シンガポール線はコロナ運休期間中、運休が継続していました。貨物専用便としての運航も私自身は確認できていませんのでほとんどなかっただろうと思います。
おそらく貨物便の設定をしたんだろうと思うのですが、実際の運用を今週確認したらまた記事にしたいと思います。
復便初便の運用
7月3日金曜日のJL711から運航が再開されました。初便には77WのJA740Jが就いています。
通常ですと777-200ERで運行されるところですが、この便は77Wで運航されています。77Wが東南アジア線で使われているのはJL31/34のHNDBKK線がデイリーで飛んでいます。そのうち旅客取り扱いがあるのはバンコク発の週2便のみです。
このJL711/712の運航にはこんな注意書きがついています。
金曜日発JL711便、水、土曜日発JL712便は貨物室のスペースに制約がございます。無料お手荷物許容量を超えて手荷物をお預け予定のお客さまは事前に予約センターまでお知らせください。
やはり、貨物主体の運用のようですね。
また、JL711は6月26日に1便が旅客取り扱いありで運航されています。この便の折り返しとなるJL712は旅客取り扱いはありませんでした。
6月29日、7月1日にもJL711は運航されています。貨物専用便と思われますが、使用機材は777-200ERでした。
アサインされていたのはJA702JとJA711Jです。702はW63/64機材、711はW61機材です。この運航は貨物便だと思われるのでコンフィグは考慮されていなかったのかもしれません。
さいごに
今日、7月5日のJL711は再びJA740Jが就いています。77w機材での運用ということです。
おそらく貨物需要がある程度確保されていて、積載量の多い77wを投入しているのでしょう。
77w投入の傾向が続くのかは次回以降の記事で確認したいと思います。
もしビジネスクラスで乗って、77wのFのシートに座れたなら羨ましいですけど実際はどうなんでしょうか。
まあ、乗っている人がほぼいないでしょうけどねwww
シンガポールやバンコクは国際線中距離の花形路線です。
復便が順調に進んでくれることを祈るばかりです。