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JAL: 国際線の機材運用状況 787-8 01-08SEP

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9月に入りました。国際線は数路線で旅客取り扱い便が増便となっています。まだまだ本来の運航に戻るには程遠いもののよい傾向。
ほぼ国際線のみで運航されている787-8については、旅客取り扱いの無い貨物便としての運行も含めてJALの国際線の中ではまずまずの稼働状況です。

今回は、

  • JL727/728
  • JL6751/6752
  • JL33/708
  • JL8153/8152
  • JL41/42
  • JL8782/8781

など、盛りだくさんの週になっています。

JAL国際線機材787-8シリーズの運用状況を9月1日付近からの約1週間分でまとめました。

787-8

↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓

JAL: 国際線機材の運用状況 最新まとめ版 コロナ減便後、国際線機材が働く場所を失って国内線や貨物便で飛んでいるのを見てきました。 機材運用に関してはこのところ記事数...

前回までの運用状況の傾向

787-9は全機が運用に就いていました。787-9がよく入っている路線は以下のようになっています。

  • 短距離線アジアの上海・北京・広州・マニラ・香港
  • 中長距離線のバンクーバー・フランクフルト・デリー・ホノルル
  • オセアニア線のシドニー・メルボルン・ブリスベン

上記の他は、

国際線区間での6000番台貨物便名はハノイJL6723/6724とブリスベンJL6751/6752というフライトが見られました。国内線区間ではLAX-KIX-NRTで運航されたJL69が見られたのみでした。

787-8
JAL: 国際線の機材運用状況を調べてみました 787-8 24AUG JL6751 JL6723 JL8782 8月に入り、わずかではありますが国際線は増便されていました。 まだまだ本来の運航に戻るには程遠いものの、よい傾向です。 ...

787-8

787-8は27機が運用中です国際線仕様機と国内線仕様機があり、国際線23機、国内線4機が登録されています。

国際線のコンフィグは2パターンです

  • E12 (10機)186席 C30 Y156
    JA836J~845J
  • E03 (13機)206席 C30 Y176
    JA821J・823J・824J・826J~835J

E12はJAL SKY SUITE/ JAL SKY WIDER

E03はSHELL FLAT NEO・エコノミークラスシート

国際線便名と運行区間一覧

北米路線

JL6/5 HND=JFK
JL8/7 NRT=BOS
JL10/9 HND=ORD
JL12/11 HND=DFW
JL16/15 HND=LAX
JL18/17 NRT=YVR
JL58/57 NRT=SFO
JL62/61 NRT=LAX

欧州路線

JL41/42 HND=LHR
JL43/44 HND=LHR
JL45/46 HND=CDG
JL47/48 HND=HEL
JL407/408 NRT=FRA

東南アジア・南アジア路線

JL39/30 HND=DEL
JL31/34 HND=BKK
JL33/32 HND=BKK
JL77/78 HND=MNL
JL79/70 HND=SGN

JL707/708 NRT=BKK
JL711/712 NRT=SIN
JL723/724 NRT=KUL
JL725/726 NRT=CGK
JL745/746 NRT=MNL
JL751/752 NRT=HAN
JL759/750 NRT=SGN

東アジア路線

JL21/22 HND=PEK
JL29/26 HND=HKG
JL85/86 HND=PVG
JL87/88 HND=CAN

JL809/802 NRT=TPE
JL829/820 NRT=DLC
JL869/860 NRT=PEK
JL873/876 NRT=PVG

オセアニア路線

JL51/52    HND=SYD
JL771/772 NRT=SYD
JL773/774 NRT=MEL

運用状況詳細

機材別にみていきます。

記載例:
通常便名の場合は日付と便名のみを表記しています。
24/25 47-48
24~25日 JL47-48便 HND=HEL を意味します。

特殊な便名などの場合は、
24 CTS=HND 6776-6775
24日 新千歳羽田 便名 のように表記します。

JA821J

31/2 51-52
3 745-78
5 33-708

5日の33-708はBKK発のみ旅客営業便です。707/708で日を跨いでつないでいたことが多いような気がしますが、HND発33/708で繋いでいますね。

JA823J

3/4 869-860
5 873-876
7/8 707-728
8/9 727-708(9日708はCXL表示)

JA824J

1 873-876
4/5 869-860
7 873-876

JA826J

2 759-70
5 77-746
7 759-70

JA827J

30 XMN~NRT JL8152
2 873-876
6 759-70

JA828J

30 NRT~XMN JL8153

JA829J

1 85-86
2 77-746
6 745-78

JA830J

1/2 39-30
4/5 39-30
6 85-86

JA831J

4 873-876

JA832J

当期間中運航なし

JA833J

31/1 707-728
1/2   727-708
6/7 707-708

JA834J

1 774
4 745-78
6 77-746

JA835J

2 NRT~HND JL8121
3 77-746
5/6 869-860

JA835JまでがE03機材です。この後の機材はすべてE12機材となります。

JA836J

2/4 773-774

JL837J

7/9 773-774

JA838J

2 829-820
5 41-42
7 723-724

JA839J

6 829-820

JA840J

2/3 NRT=BNE JL6751-6752

 

JA841J

3 873-876
5/6 18-17

JA842J

29/31 HND=HNL JL8782-8781
4 21-22
5 21-22
6 87-88

HNLへの臨時便は今回も842Jが担当でした。

JA843J

1 87-88
2 87-88
3 21-22
3/5 HND~SYD~NRT 51-52
7 745-78

SYD便ですが、羽田発成田着で運航ですが、成田行きは旅客取り扱いなしのためでしょうか、JL772ではなくJL52で成田へ戻ってきています。
翌々日にマニラ745-78で羽田へ戻りました。

JA844J

7/9 NRT~SYD~NRT 771-52

成田発羽田着での旅客運用初便です。上記の3日発と異なり、JL771が復活です。この便は成田へ戻るのですが便名はJL772ではなくJL52で成田へ戻りました。

JA845J

2/3 18-17

さいごに

長期離脱していた827JがJL8152で復帰、
入れ替わりで828JがJL8153で厦門へ入りました。

832Jとの2機が運用なしとなりました。

全体的には787-9と比較するとかなりの低めの稼働率となっていますが、一時期よりは増えているかな、といった印象です。

運用路線は前回からかなり変化が見られたように思います。

元々のダイヤで深夜便787運航だったロンドン線JL41-42が5日838Jで運航されました。旅客取り扱いはないはずですので貨物便としての運航と思われます。

関西バンコク727-728が週1便で復便、成田バンコク707-708とのクロスダイヤ運航になっています。

HNL臨時 JL8782/8781は787-8運航で842J

短距離アジアは北京869-860と21-22、上海873-876と85-86、広州87-88は相変わらず定番です。

大連線の旅客取り扱い便は787-9に大型化されているようです。787-8で2便確認分は旅客取り扱いなし。

マニラ線77-78と745-746のクロスダイヤが多用されています。
ホーチミン線のクロスダイヤ759-70はマニラ線77-746運航の機材を羽田に戻す運用で使われているようです。

オーストラリア線は今回すべて787-8で運航されています。

9月に入り増便路線が少し増えました。787-8は少し稼働が増えましたがまだまだのようです。

運用チェックは週1ペースで巡回する予定です。
しばらくしたらまた運用状況を確認してみたいと思います

↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓

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