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JAL: 国際線の機材運用状況を調べてみました 787-8 24AUG JL6751 JL6723 JL8782

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8月に入り、わずかではありますが国際線は増便されていました。
まだまだ本来の運航に戻るには程遠いものの、よい傾向です。

国内線は復便傾向にあったのですが、コロナ第2波の影響で再び減便となりました。お盆明けからまた減便・運休が増えてくるようです。

国内線復便で国際線機材の国内線運用も増えていたので、機材運用にもどのような影響があるのか見てみたいと思います。

JAL国際線機材787-8シリーズの運用状況をお盆明けからの約1週間分でまとめました。

787-8

↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓

JAL: 国際線機材の運用状況 最新まとめ版 コロナ減便後、国際線機材が働く場所を失って国内線や貨物便で飛んでいるのを見てきました。 機材運用に関してはこのところ記事数...

前回までの運用状況の傾向

787-8は2機が運用から外れていました。

主な運航路線は

  • 上海
  • 北京
  • マニラ
  • シドニー
  • メルボルン
  • フランクフルト

その他に臨時便の広州や大連、このところ777-300バンコクの代打、バンクーバーあたりが多かったように思います。

787-8

787-8は27機が運用中です国際線仕様機と国内線仕様機があり、国際線23機、国内線4機が登録されています。

国際線のコンフィグは2パターンです

  • E12 (10機)186席 C30 Y156
    JA836J~845J
  • E03 (13機)206席 C30 Y176
    JA821J,823J,824J,826~835J

E12がJAL SKY SUITE/ JAL SKY WIDER

E03はSHELL FLAT NEO・エコノミークラスシート

便名と運行区間一覧

コロナ運休・減便後に運航が確認できた路線を挙げて埋めているリストです。
臨時便などの便名は除いています。

(すべてのJAL便名を網羅しているわけではないので漏れがあります。)

JL6/5 HND=JFK
JL8/7 NRT=BOS
JL10/9 HND=ORD
JL12/11 HND=DFW
JL16/15 HND=LAX

JL21/22 HND=PEK
JL29/26 HND=HKG
JL31/34 HND=BKK
JL33/32 HND=BKK
JL39/30 HND=DEL

JL43/44 HND=LHR
JL45/46 HND=CDG
JL47/48 HND=HEL

JL51/52 HND=SYD
JL58/57 NRT=SFO
JL62/61 NRT=LAX

JL77/78 HND=MNL
JL79/70 HND=SGN
JL85/86 HND=PVG
JL87/88 HND=CAN

JL407/408 NRT=FRA
JL707/708 NRT=BKK
JL711/712 NRT=SIN
JL723/724 NRT=KUL
JL725/726 NRT=CGK
JL741/742 NRT=MNL
JL745-746 NRT=MNL
JL751/752 NRT=HAN
JL759/750 NRT=SGN
JL771/772 NRT=SYD
JL773-774 NRT=MEL

JL809/802 NRT=TPE
JL829/820 NRT=DLC
JL869/860 NRT=PEK
JL873/876 NRT=PVG

運用状況詳細

機材別にみていきます。

記載例:
通常便名の場合は日付と便名のみを表記しています。
24/25 47-48
24~25日 JL47-48便 HND=HEL を意味します。

特殊な便名などの場合は、
24 CTS=HND 6776-6775
24日 新千歳羽田 便名 のように表記します。

JA821J

18 869-860
20 873-876
22 741-742

JA823J

17 873-876

JA824J

18 741-742
21 869-860

JA826J

20 741-742
23 873-876

JA828J

18 21-22
19 87-88
21/22 39-30
23 85-86

JA829J

19 869-860
21 745-746

JA830J

23 741-742

JA831J

18 873-876
21 741-742

JA832J

17/19 NRT=SYD 51-52

羽田発着の便名ですが成田発着で運航されています

JA833J

22 873-876

JA834J

16 745-78
19 77-746

成田~マニラ~羽田と羽田~マニラ~成田での運航です。

JA835J

21 873-876

JA835JまでがE03機材です。この後の機材はすべてE12機材となります。

JA836J

16 869-860
19/20 NRT=BNE 6751-6752
23 829-820

成田ブリスベン貨物便です。

787-8
JAL: 成田ブリスベンで貨物便を787-8で運航開始 JL6751/ JL6752 コロナウイルスの影響で旅客機を利用した貨物便の運航は日本国内に限らず世界中の航空会社が行っているようです。 JALも旅客運航便...

JL837J

16 873-876
19/21 773-774

JA838J

19 873-876
22 NRT=HAN 6723-6724

22日の6723-6724はハノイへの貨物便、珍しいです。

JA839J

23 869-860

JA840J

16 69
19/20 18-17

16日69便はLAX=KIXの便名です。LAXからKIX到着後同便名でNRTへのフライトだと思われます。

JA841J

17 869-860
18 407-408
20 869-860
21 407-408

JA842J

16 21-22
18 29-26
19 21-22
20 21-22
20/21 HND=HNL 8782-8781

HNLへの臨時便は787-8でした。

JA843J

16 87-88
17 21-22
18 87-88
21 21-22
22 21-22
23 87-88

JA844J

19 829-820
22 869-860
23 407-408

JA845J

26/27 773-774

さいごに

上海・北京・マニラが多いのは前回と変わらずでした。運航数自体は少し減っているかなというくらいです。

欧州路線では787-9運用が多いのですが、成田フランクフルト407/408だけは787-8も入ることがよく見られます。

大連の829-820は787-8運航が多かったのですが、利用者増の影響かと思いますが787-9が入るようになっているようです。羽田広州も旅客便は臨時のみのようですが、貨物便としての運航は増えているような印象です。

オーストラリア政府の補助金路線?のシドニー・メルボルン・ブリスベンは787-8が担当しています。

787シリーズが運行経費的にも優れており、もっとも使われています。それでもこの程度の動きですのでまだまだ回復には時間がかかりそうですね。

次回は9月に入ったら運航状況の確認をしてみたいと思います。

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