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JAL: 国際線の機材運用状況 777-200ER 09-15SEP JA705JがJL8132でVCVへ 

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9月も中盤に入りました。台風が2つ抜けて涼しくなってきました。

W61のJA705Jが退役となり、14日にJL8132としてビクタービルへ向かいました。

国際線777-200ERは、コロナ減便以降国際線の運航は非常に少なく、主に国内貨物便で使用されている状況は変わっていません。
また、コロナ第2波による国内線旅客便の減便も継続中で、一時期は国際線777-200ERがかなり国内旅客便に充当されていたのですが、その回数はかなり少なくなっています。

今回は、

  • 8132
  • 6757-6758
  • 6771-6770-6779-6772

などが目につく週になっています。

JAL国際線機材777-200ERの運用状況を9月9日付近からの約1週間分でまとめました。

↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓

JAL: 国際線機材の運用状況 最新まとめ版 コロナ減便後、国際線機材が働く場所を失って国内線や貨物便で飛んでいるのを見てきました。 機材運用に関してはこのところ記事数...

前回までの運用状況の傾向

国際線777-200ERは前回全10機中7機が運用に就いていました。777-200ERが入っていた路線は以下のようになっています。

  • NRT=SIN 711/712
  • NRT=ICN 6757/6758
  • HND=OKA 921/920
  • HND=CTS 503/504/505/506/6775/6776
  • ITM=OKA 6770/6773/6774/6779/6784/6785
  • HND=ITM 4561/4562

上記の他に運航はなく、国内旅客便での運用は新千歳と那覇に計3往復のみでした。

JAL: 国際線の機材運用状況 777-200ER 01-08SEP 9月に入りました。 まだまだ本来の運航に戻るには程遠いものの国際線は数路線で旅客取り扱い便が増便となっています。 減便の...

777-200ER

JALには11機の777-200ERが在籍しておりすべて国際線仕様機です。

7月にJA704Jが退役となり在籍機は10機でした。

JAL: JL8132便、国際線777-200ER退役1機目となるJA704Jが日本を離れるコロナウイルス感染の影響拡大で国際線の運航が限られた状況の中、JALが国際線で運用してきた777-200ER型機から初の退役機となるJA...

14日に705Jが離日しましたので在籍機は9機になります。

コンフィグは2種類です。どちらのタイプもビジネスクラスはJAL SKY SUITEⅢです。

エコノミークラスはエコノミークラスシートとSKY WIDERの違いがあります。

  • W63/64  5機 312席仕様 C26Y286
    JA701J/702J/703J/709J/710J
  • W61     5⇒4機 236席仕様 C42PY40Y154
    JA705J/706J/707J/708J/711J

国際線便名と運行区間一覧

北米路線

JL6/5 HND=JFK
JL8/7 NRT=BOS
JL10/9 HND=ORD
JL12/11 HND=DFW
JL16/15 HND=LAX
JL58/57 NRT=SFO
JL62/61 NRT=LAX

欧州路線

JL41/42 HND=LHR
JL43/44 HND=LHR
JL45/46 HND=CDG
JL47/48 HND=HEL
JL49  HND=SVO
JL407/408 NRT=FRA

東南アジア・南アジア路線

JL39/30 HND=DEL
JL31/34 HND=BKK
JL33/32 HND=BKK
JL77/78 HND=MNL
JL79/70 HND=SGN

JL707/708 NRT=BKK
JL711/712 NRT=SIN
JL723/724 NRT=KUL
JL725/726 NRT=CGK
JL745/746 NRT=MNL
JL751/752 NRT=HAN
JL759/750 NRT=SGN

東アジア路線

JL22/21 HND=PEK
JL29/26 HND=HKG
JL85/86 HND=PVG
JL87/88 HND=CAN
JL97/98 HND=TSA

JL809/802 NRT=TPE
JL811/812 NRT=KHH
JL829/820 NRT=DLC
JL869/860 NRT=PEK
JL873/876 NRT=PVG

オセアニア路線

JL51/52    HND=SYD
JL771/772 NRT=SYD
JL773/774 NRT=MEL

JL941/942 NRT=GUM

運用状況詳細

機材別にみていきます。

記載例:
通常便名の場合は日付と便名のみを表記しています。
24/25 47-48
24~25日 JL47-48便 HND=HEL を意味します。

特殊な便名などの場合は、
24 CTS=HND 6776-6775
24日 新千歳羽田 便名 のように表記します。

期間中運航なし機材(0機)

すべての機材が運行されました。

JA701J

9 6775
11 6776
12 6771
13 6770-6779
14 6770-6779

単発のHND=CTS貨物便のあと、HNDからOKAへ入ってOKA=ITMの6770-6779に就いています。

OKA=ITMへ就く前はHND=ITMのフェリー4561/4562が前回は見られましたが、今回はOKAに貨物便で入ってOKA=ITMに就く流れになっています。

このパターンは他機にも見られるので定番化するかもしれませんね。

JA702J

10 6775
12 6776

JA703J

9 6757-6758 NRT=ICN

16日に711Jが同じ便を飛んでいます。週1便運航のようです。

JA705J

14 8132 HND-VCV

退役でビクタービルへフェリーされました。

少し前に旧JAS機の777-200・JA8985が同じく退役でヴィクタービルへ行きましたが、この時は白塗りで離日。ERではない8985はHNL経由での運航でした。

705Jはコントレイルのデカールが貼られた機材でした。前回の704J退役時同様に鶴丸塗装のまま、デカールもそのままで離日しました。

白塗りにする、しないの違いは何なのか気になりますね。

JA706J

10 6773-6774
11 6775
13 6776
15 29-26

HNDからHKGを飛んでいます。HKG線の旅客取扱便はNRT発着なので、この便は旅客取り扱いはない貨物専用便です。

JA707J

10 6776
16 511-510

HND=CTSの国内線旅客便あり

JA708J

9 505-506
12 6775
15 6776

こちらもHND=CTSの国内線旅客便あり

JA709J

9 6771
10 6770-6779
11 6770-6779
12 6770-6779
13 6772

HNDから6771でOKAへ入り、OKA=ITM6770-6779のあと6772でHNDへもどるパターンです。

JA710J

9 6770-6779
10 6772
14 6775

JA711J

9/10 711-712

9/10日NRT=SIN 711-712は、777-300ERの運用穴埋めの代打のようです

さいごに

777-200ER全体としてはあまり変化のない運用となっていました。
非常に低い稼働率となっています。

国内貨物便
HND=CTS 6775-6776 は777-200ER運航継続中

ITM=OKAはHND=OKA6771/6772と6770-6779が定番化

一時期増えていた国内線旅客便運用は今回も大幅減少。
HND=CTS2往復のみでOKA線消滅。
対象便名は

  • 505-506
  • 511-510

9月に入り増便路線が少し増えましたが777-200ERは稼働自体は現状維持ですがほぼ貨物便の状況は変わっていません。
国内旅客便での利用も少なくなってしまいました。

運用チェックは週1ペースで巡回する予定です。
しばらくしたらまた運用状況を確認してみたいと思います

↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓

JAL: 国際線機材の運用状況 最新まとめ版 コロナ減便後、国際線機材が働く場所を失って国内線や貨物便で飛んでいるのを見てきました。 機材運用に関してはこのところ記事数...
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