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JAL: 国際線の機材運用状況 777-200ER 01-08SEP

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9月に入りました。
まだまだ本来の運航に戻るには程遠いものの国際線は数路線で旅客取り扱い便が増便となっています。

減便のため国際線の運航がほとんどなくなり、8月からは国内線に投入されていた国際線777-200ERですが、コロナ第2波の影響でその国内線が減便となりほとんどの便が運休になってしまいました。

今回は、

  • JL6720/6721
  • JL6757/6758
  • JL6775/6776
  • JL6779/6770
  • JL6784/6785

などが目につく週になっています。

JAL国際線機材777-200ERの運用状況を9月1日付近からの約1週間分でまとめました。

↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓

JAL: 国際線機材の運用状況 最新まとめ版 コロナ減便後、国際線機材が働く場所を失って国内線や貨物便で飛んでいるのを見てきました。 機材運用に関してはこのところ記事数...

前回までの運用状況の傾向

国際線777-200ERは前回全10機中7機が運用に就いていました。777-200ERが入っていた路線は以下のようになっています。

  • NRT=LAX 6724/6723/6720
  • NRT=ICN 6757/6758
  • HND=OKA 903/904/919/918
  • HND=CTS 511/510/6775/6776

上記の他に運航はありませんでした。

JAL: 国際線の機材運用状況を調べてみました 777-200ER 24AUG JL919/JL6757/JL6720 JAL国際線機材の中でも国内線投入の多い機材である777-200ERです。復便傾向にあった国内線、羽田那覇・新千歳などへの運用へ...

777-200ER

JALには11機の777-200ERが在籍しておりすべて国際線仕様機です。

7月にJA704Jが退役となり、現在の在籍機は10機です。

JAL: JL8132便、国際線777-200ER退役1機目となるJA704Jが日本を離れるコロナウイルス感染の影響拡大で国際線の運航が限られた状況の中、JALが国際線で運用してきた777-200ER型機から初の退役機となるJA...

コンフィグは2種類です。どちらのタイプもビジネスクラスはJAL SKY SUITEⅢです。

エコノミークラスはエコノミークラスシートとSKY WIDERの違いがあります。

  • W63/64  5機 312席仕様 C26Y286
    JA701J~703J, 709J, 710J
  • W61     5機 236席仕様 C42PY40Y154
    JA705J~708J, 711J

国際線便名と運行区間一覧

北米路線

JL6/5 HND=JFK
JL8/7 NRT=BOS
JL10/9 HND=ORD
JL12/11 HND=DFW
JL16/15 HND=LAX
JL58/57 NRT=SFO
JL62/61 NRT=LAX

欧州路線

JL41/42 HND=LHR
JL43/44 HND=LHR
JL45/46 HND=CDG
JL47/48 HND=HEL
JL407/408 NRT=FRA

東南アジア・南アジア路線

JL39/30 HND=DEL
JL31/34 HND=BKK
JL33/32 HND=BKK
JL77/78 HND=MNL
JL79/70 HND=SGN

JL707/708 NRT=BKK
JL711/712 NRT=SIN
JL723/724 NRT=KUL
JL725/726 NRT=CGK
JL745/746 NRT=MNL
JL751/752 NRT=HAN
JL759/750 NRT=SGN

東アジア路線

JL22/21 HND=PEK
JL29/26 HND=HKG
JL85/86 HND=PVG
JL87/88 HND=CAN

JL809/802 NRT=TPE
JL829/820 NRT=DLC
JL869/860 NRT=PEK

オセアニア路線

JL771/772 NRT=SYD
JL773/774 NRT=MEL

運用状況詳細

機材別にみていきます。

記載例:
通常便名の場合は日付と便名のみを表記しています。
24/25 47-48
24~25日 JL47-48便 HND=HEL を意味します。

特殊な便名などの場合は、
24 CTS=HND 6776-6775
24日 新千歳羽田 便名 のように表記します。

期間中運航なし機材(2機)

JA703J JA705J

JA701J

1 6775
3 6776

単発のHND=CTS貨物便のみの運航です。

JA702J

1 HND~ITM 4561
2 ITM~OKA 6785
2 OKA=ITM 6770-6779
3 6770-6779
4 6770-6779
5 6770
6 ITM~HND 4562

羽田から伊丹にフェリーされ、那覇線の貨物便運用に就いています。
ITMOKAの貨物便は時間帯で便名が多くなっています。
JL6785は時間帯が8時台発で10時台着、
JL6779は20時台発22時台着の時間帯です。
6日には羽田に戻っています。入れ替わりで7日に710JがITMへ。

JA706J

3 503-504
4 6775
6 6776
7 6775

JA707J

1 921-920
2 6775
4 6776
5 6775

JA708J

2 6776
3 6775
5 6776

JA709J

2 505-506

JA710J

7 HND~ITM 4561
7 ITM~OKA 6773
8 OKA=ITM 6784-6779

JA711J

2 NRT=ICN 6757-6758
8 6757 NRT~ICN Divered to NRT
9/10 711-712

ICN6757-6758はあまり飛んでいない便名です。8日DIVは台風10号の影響でしょうか。12日からZIPAIRがNRT=ICNの貨物便に入りますが、JALとのコードシェアになるようですのでこれらの便がどうなるのか次回以降確認してみたいと思います。

9日711-712は777-300ERの運用穴埋めの代打のように思います。

さいごに

777-200ER全体としてはあまり変化のない運用となっていました。
非常に低い稼働率となっています。

国内貨物便
HND=CTS 6775-6776 は777-200ER運航継続中

ITM=OKAは702Jから710Jに入れ替わり継続中
主に国内線777-300が飛んでいましたが、そこにCTS疎開分のINTR777-200ERが運用に入った感じでしょう。

一時期増えていた国内線旅客便運用は大幅減少。
HND=CTS2便、HND=OKA1便
対象便名は

  • 503-504
  • 505-506
  • 921-920

12日からZIPAIRがNRT=ICNの貨物便に入りますが、JALとのコードシェアになるようです。今回見られたICN6757-6758がどうなるのか次回以降確認してみたいと思います。

9月に入り国際線は増便路線が少し増えました。787シリーズは少し稼働が増えましたがまだまだのようです。

運用チェックは週1ペースで巡回する予定です。
しばらくしたらまた運用状況を確認してみたいと思います

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JAL: 国際線機材の運用状況 最新まとめ版 コロナ減便後、国際線機材が働く場所を失って国内線や貨物便で飛んでいるのを見てきました。 機材運用に関してはこのところ記事数...
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