国際線のみで運航されている787-9は、コロナ減便中もほぼ国際線のみで運用されています。旅客取り扱いの無い貨物便としての運行も含めてJALの国際線の中ではかなり稼働している機材です。
台北松山・上海便再開や広州便運航開始などのニュースもありさらに便数は増えそうな787-9。
今週も安定した感じの運用に見えます。目についた運用は以下のようなところです。
- JL6710=6709 NRT=ORD
- JL873=876 NRT=PVG
- JL8121・JL8122 HND=NRT
JAL国際線機材787-9シリーズの運用状況を9月16日付近からの約1週間分でまとめました。
↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓
787-9
787-9は全て国際線仕様機で20機登録されています。いまはコロナの影響で運用が乱れている部分もありますが、通常であれば主にW71が長距離線、W91/92が中距離線を飛んでいます。
コンフィグは3パターン
- W71(8機) 195席 C44 PY35 Y116 JA861J~868J
- W91(4機) 203席 C52 PY35 Y116 JA869J~872J
- W92(8機) 239席 C28 PY21 Y190 JA873J~880J
Cクラスのシートは2種類
W71 JAL SKY SUITE
W91.92 JAL SKY SUITEⅢ
エコノミーはSKY WIDERです。
便名と運行区間一覧
北米路線
JL6/5 HND=JFK
JL8/7 NRT=BOS
JL10/9 HND=ORD
JL12/11 HND=DFW
JL16/15 HND=LAX
JL58/57 NRT=SFO
JL62/61 NRT=LAX
欧州路線
JL41/42 HND=LHR
JL43/44 HND=LHR
JL45/46 HND=CDG
JL47/48 HND=HEL
JL49 HND=SVO
JL407/408 NRT=FRA
東南アジア・南アジア路線
JL39/30 HND=DEL
JL31/34 HND=BKK
JL33/32 HND=BKK
JL77/78 HND=MNL
JL79/70 HND=SGN
JL707/708 NRT=BKK
JL711/712 NRT=SIN
JL723/724 NRT=KUL
JL725/726 NRT=CGK
JL745/746 NRT=MNL
JL751/752 NRT=HAN
JL759/750 NRT=SGN
東アジア路線
JL22/21 HND=PEK
JL29/26 HND=HKG
JL85/86 HND=PVG
JL87/88 HND=CAN
JL97/98 HND=TSA
JL809/802 NRT=TPE
JL811/812 NRT=KHH
JL829/820 NRT=DLC
JL869/860 NRT=PEK
JL873/876 NRT=PVG
オセアニア路線
JL51/52 HND=SYD
JL771/772 NRT=SYD
JL773/774 NRT=MEL
JL941/942 NRT=GUM
運用状況詳細
↓↓9月の国際線運航状況はこちら↓↓
機材別にみていきます。
記載例:
通常便名の場合は日付と便名のみを表記しています。
24/25 47-48
24~25日 JL47-48便 HND=HEL を意味します。
特殊な便名などの場合は、
24 CTS=HND 6776-6775
24日 新千歳羽田 便名 のように表記します。
JA861J
16 12-11
18 43-44
JA862J
15/16 8-7
18 759-750
19 829-820
20 6710-6709 NRT=ORD
22/23 8-7
JA863J
16 6-5
18 21-22
19 47-48
20 43-44
21 16-15
JA864J
16/17 8-7
19/20 8-7
JA865J
16 21-22
17 12-11
19 12-11
21 12-11
22 47-48
JA866J
16 47-48
17/18 6-5
20 21-22
21 43-44
22 16-15
JA867J
16 43-44
17 16-15
19 6-5
21 21-22
22 12-11
JA868J
20 47-48
JA868JまでがW71機材です。
JA869JからはW91機材となります。
JA869J
当期間中運航なし
最終運航 8月28日 723/724
JA870J
16 723-724
18 829-820
19 725-726
20 723-724
22 725-726
JA871J
17 725-726
JA872J
16 809-802
18 723-724
19 873-876
20 725-726
22 723-724
JA872JまでがW91機材です。
JA873JからはW92機材となります。
JA873J
17 29-26
18 12-11
19 16-15
21 29-26
22 29-26
JA874J
16 58-57
18 809-802
19 809-802
20 809-802
21 809-802
22 809-802
JA875J
16 6710-6709
17 58-57
18 58-57
20 29-26
20/21 869-860
22 829-820
JA876J
16 29-26
16/17 869-860
17 829-820
18 751-752
19 6710-6709
20 751-752
21 6710-6709
JA877J
16 16-15
18 47-48
19 43-44
20 16-15
22 21-22
JA878J
17 809-802
18 725-726
19 58-57
20 58-57
22 759-750
JA879J
17 43-44
19 29-26
20 12-11
22 43-44
JA880J
17 8121 NRT-HND
18 16-15
19 8122 HND-NRT
20 407-408
21 58-57
さいごに
全体的な運用路線は前回からあまり変化なしでした。
JA869Jが運用から外れているほかはフル稼働で、787-8と比較するとかなりの稼働率となっています。
欧州線・北米線はほぼ787-9運用でW71機材。
成田シカゴの貨物便JL6710/6709は787-9運航継続。
787-9は国際線機材の中では最も忙しく動いています。
運用チェックは週1ペースで巡回しています。
しばらくしたらまた運用状況を確認してみたいと思います
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