コロナウイルス感染拡大の影響で国際線はほぼ運休の状態が続いています。そのため遊休状態の国際線機材が貨物専用便などで飛んでいる昨今です。
ここ最近は国内線の復便傾向もあり、国際線機材も国内線にアサインされている機材があるのでまとめてみました。
JAL国際線運航状況
8月1日以降のJAL国際線の運航予定は以下の通りです。
記載のない路線は運休です。
貨物便として運航している路線もありますが、ここでは旅客取り扱いのある便のみピックアップしています。
北米路線
- 羽田ーニューヨーク JL 6/ 5 週2便
- 羽田ーダラス JL12/11 週2便
- 羽田ーシカゴ JL10/9 週3便
- 羽田ーロスアンジェルス JL16/15 週2便
- 成田ーロスアンジェルス JL62/61 週1便
- 成田ーサンフランシスコ JL58/57 週2便
- 成田ーバンクーバー JL18/17 週2便
- 成田ーボストン JL 8/ 7 週2便
- 関空ーロスアンジェルス JL69便のみ4日間運航
欧州路線
- 羽田ーロンドン JL43/44 週3便
- 羽田ーパリ JL45/46 週3便
- 成田ーフランクフルト JL407/408 週3便
- 羽田ーヘルシンキ JL47/48 週3便(8月14日にモスクワ経由JL49⇒47あり)
- 関空ーロンドン JL8422のみ8月5日に運航
- 成田ーウラジオストク JL423/424 (8月2日のみ)
アジア路線
- 羽田ーバンコク JL34 週2便(バンコク発のみ)
- 成田ーバンコク JL708 週2便(バンコク発のみ)
- 成田ーシンガポール JL711/712 週2.5便
- 成田ークアラルンプール JL723/724 週2便
- 成田ージャカルタ JL725/726 週2便
- 成田ーハノイ JL752 週2便(ハノイ発のみ)
- 羽田ーホーチミン JL70 週2便(ホーチミン発のみ)
- 成田ーホーチミン JL750 週1便(ホーチミン発のみ)
- 羽田ーマニラ JL78 週1便(マニラ発のみ)
- 成田ーマニラ JL745/746 週2便(マニラ発のみ)
JL741/2日間運航 JL742 週1便運航 - 成田ー大連 JL829/820 週2便
- 羽田ー香港 JL29/26 週2便(成田発着で運航)
- 成田ー台北桃園 JL809/802 週4便
- 成田ー高雄 JL811/812 週1便
オセアニア・ハワイ・グアム
- 成田ーホノルル JL8782/8781 (臨時便4往復)
国内線での運用状況
今回は7月22日辺りからの約1週間の機材運用をチェックしてみました。
長い記事になってしまうので763と738は別記事にまとめています。
777-300ER
JALの777-300ERはすべて国際線仕様機です。
現在は13機が登録されており、コンフィグは1種類で統一されています。
4クラス制 F8 C49 PY40 Y147 244席
国内線運用は貨物専用便として羽田=新千歳・福岡が確認できました。旅客便での国内線運用はありませんでした。
JA731J
22/23 HND=FUK JL6773/6774
23/24 HND=CTS JL6775/6776
JA733J
22/23 HND=CTS JL6775/6776
JA734J
27/28 HND=CTS JL6775/6776
28/29 HND=CTS JL6775/6776
JA735J
23/24 HND=FUK JL6773/6774
27/28 HND=FUK JL6773/6774
777-200ER
JALには11機の777-200ERが在籍しておりましたが、最近1機退役となり10機になりました。すべて国際線仕様機です。
コンフィグは2種類です。どちらのタイプもビジネスクラスはJAL SKY SUITEⅢです。
エコノミークラスはエコノミークラスシートとSKY WIDERの違いがあります。
- W63/64 5機 312席仕様 C26Y286
JA701J~703J, 709J, 710J - W61 5機 236席仕様 C42PY40Y154
JA705J~708J, 711J
JA705J
23 CTS⇒HND JL6778
23 HND=CTS JL515/514
26 HND=OKA JL989/996
26 HND=OKA JL995/996
JA706J
22 NRT⇒HND JL4121
22/23 HND=OKA JL6771/6772
23/24 HND=OKA JL6771/6772
24/25 HND=FUK JL6773/6774
25/26 HND=FUK JL6773/6774
26/27 HND=FUK JL6773/6774
JA707J
23 HND=OKA JL991/994
27 HND⇒CTS JL6777
JA708J
23 HND=OKA JL989/988
23 HND=CTS JL519/518
24 HND⇒CTS JL6775
27 CTS⇒HND JL6776
JA709J
21 HND⇒CTS JL6777
22 CTS=HND JL6778/6777
25 CTS=HND JL6776/6775
26 CTS=HND JL6776/6775
28 CTS⇒HND JL6778
国内線旅客運用があります。
羽田新千歳は通常便名ですが、羽田那覇は通常ダイヤにはない便名ですね。
787-9
787-9は全て国際線仕様機で20機登録されています。
コンフィグは3パターンです。
- W71(8機) 195席 C44 PY35 Y116 JA861J~868J
- W91(4機) 203席 C52 PY35 Y116 JA869J~872J
- W92(8機) 239席 C28 PY21 Y190 JA873J~880J
Cクラスのシートは2種類。
W71 JAL SKY SUITE
W91.92 JAL SKY SUITEⅢ
エコノミーはSKY WIDERです。
国内線運航はなし
この期間中、国内線区間の運航はフェリーフライトとみられるものも含めて確認できませんでした。
珍しいものだけピックアップすると。
JA878J
26 NRT=TPE 6751/6752
成田台北桃園は週4便でJL809/802があり、このJL6751/6752という貨物便名と思われるフライトは初めてみました。
787-8
787-8は27機が運用中です国際線仕様機と国内線仕様機があり、国際線23機、国内線4機が登録されています。
国際線のコンフィグは2パターンです
E12 (10機)186席 C30 Y156 JA836J~845J
E03 (13機)206席 C30 Y176 JA821J,823J,824J,826~835J
E12がJAL SKY SUITE/ JAL SKY WIDER
E03はSHELL FLAT NEO・エコノミークラスシート
JA830J
27 HND⇒NRT JL8122
JA831J
26 HND⇒NRT JL8122
JA824Jの成田~ホーチミン~羽田のような運用に対応するための機材繰りと思われる国内線区間の移動が上記2フライト見つかりましたがその他はありませんでした。
さいごに
国内線旅客便に入る国際線機材は777-200ERですね。
路線は羽田那覇と新千歳。
那覇は通常便名ではなく臨時便名のフライトで国際線機材が使われています。
新千歳は通常便名の便で国際線777-200ERが入っているので、その便に当たればクラスJでフルフラットのSKYSUITEを満喫できそうですね。
ただ、1週間でほんの数便ですのでその便に当たるのは難しそうです。。。