JAL国際線777-200ERはコロナ減便以降国際線の運航は非常に少なく、主に国内貨物便で使用されている状況は変わっていません。
そんな中ですが、今週は4連休があった関係で臨時便と欠航便の復便が見られているので便数は多めになりました。
連休4日間以外はコロナ第2波による国内線旅客便の減便は継続中。一時期は国際線777-200ERがかなり国内旅客便に充当されていたのですが、その回数はかなり少なくなっています。
今回はW61機材も国内線投入、
- JL2087/2088 ITM=OKA
- JL4563/4564 HND=ITM
- JL980~990番台の沖縄臨時便
- JL6757-6758 NRT=ICN
- JL6771-6770-6779-6772 HNDITMOKA貨物便
などが目につく週になっています。
JAL国際線機材777-200ERの運用状況を9月16日付近からの約1週間分でまとめました。
↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓
777-200ER
9月14日に705Jが退役で離日しましたので在籍機は9機になります。
コンフィグは2種類。
どちらのタイプもビジネスクラスはJAL SKY SUITEⅢです。
エコノミークラスはエコノミークラスシートとSKY WIDERの違いがあります。
- W63/64 5機 312席仕様 C26Y286
JA701J/702J/703J/709J/710J - W61 5⇒4機 236席仕様 C42PY40Y154
JA705J/706J/707J/708J/711J
国際線便名と運行区間一覧
北米路線
JL6/5 HND=JFK
JL8/7 NRT=BOS
JL10/9 HND=ORD
JL12/11 HND=DFW
JL16/15 HND=LAX
JL58/57 NRT=SFO
JL62/61 NRT=LAX
欧州路線
JL41/42 HND=LHR
JL43/44 HND=LHR
JL45/46 HND=CDG
JL47/48 HND=HEL
JL49 HND=SVO
JL407/408 NRT=FRA
東南アジア・南アジア路線
JL39/30 HND=DEL
JL31/34 HND=BKK
JL33/32 HND=BKK
JL77/78 HND=MNL
JL79/70 HND=SGN
JL707/708 NRT=BKK
JL711/712 NRT=SIN
JL723/724 NRT=KUL
JL725/726 NRT=CGK
JL745/746 NRT=MNL
JL751/752 NRT=HAN
JL759/750 NRT=SGN
東アジア路線
JL22/21 HND=PEK
JL29/26 HND=HKG
JL85/86 HND=PVG
JL87/88 HND=CAN
JL97/98 HND=TSA
JL809/802 NRT=TPE
JL811/812 NRT=KHH
JL829/820 NRT=DLC
JL869/860 NRT=PEK
JL873/876 NRT=PVG
オセアニア路線
JL51/52 HND=SYD
JL771/772 NRT=SYD
JL773/774 NRT=MEL
JL941/942 NRT=GUM
運用状況詳細
↓↓9月の国際線運航状況はこちら↓↓
機材別にみていきます。
記載例:
通常便名の場合は日付と便名のみを表記しています。
24/25 47-48
24~25日 JL47-48便 HND=HEL を意味します。
特殊な便名などの場合は、
24 CTS=HND 6776-6775
24日 新千歳羽田 便名 のように表記します。
期間中運航なし機材(0機)
すべての機材が運行されました。
JA701J
16 6770-6779
17 6772
19 993-994
22 595-596
HND=OKAの6771/6772がHNDITMOKAの定番便。HND=ITMフェリー4561/4562との組み合わせで運航されているようです。
連休中は国内線那覇と新千歳。
JA702J
16 6771
17 6770-6779
18 6770-2087-2088
19 6779
20 6772
ITM=OKAの旅客便に入りました。
JA703J
20 873-876
NRT=PVGの貨物専用便と思われます。
JA705J
(14日分ですが再掲)
14 8132 HND-VCV
退役でビクタービルへフェリーされました。
少し前に旧JAS機の777-200・JA8985が同じく退役でヴィクタービルへ行きましたが、この時は白塗りで離日。ERではない8985はHNL経由での運航でした。
705Jはコントレイルのデカールが貼られた機材でした。前回の704J退役時同様に鶴丸塗装のまま、デカールもそのままで離日しました。
白塗りにする、しないの違いは何なのか気になりますね。
JA706J
19 989-988
22 509
JA707J
16 511-510
18 4561-6779 HND-ITM-OKA
19 6770-4562–923-922
22 995-996
16日HND=CTSの国内線旅客便。
19はOKA-ITM-HNDからOKA往復の国内線旅客便です。
JA708J
16 6775
19 6776-6775
22 508-391-392
HND=CTS/FUKの国内線旅客便がありました
JA709J
22 993-994
JA710J
17 6776
18 29-26
19 991-992-6771
20 6770
22 4564
JA711J
16 6757-6758 NRT-ICN
さいごに
連休中は多くはなかったものの国内線臨時便などが見られました。777-200ER全体としてはあまり変化はなく、非常に低い稼働率となっています。
国内貨物便
772ERでのHND=CTS 6775-6776 は今回2往復のみ
ITM=OKAはHND=OKA6771/6772と6770-6779は定番
一時期増えていた国内線旅客便運用は連休中を除き今回も大幅減少。
数は少ないですが、W61 PY付706J/707J/708Jも国内線旅客便で運用されました。
連休以外はHND=CTS1往復のみ。
対象便名は
- 511-510
9月に入り増便路線が少し増えましたが777-200ERは稼働自体は現状維持ですがほぼ貨物便の状況は変わっていません。国内旅客便での利用も連休以外はほぼなしに等しい状況です。
運用チェックは週1ペースで巡回する予定です。
しばらくしたらまた運用状況を確認してみたいと思います
↓機材運用記事のまとめ版はこちら↓