今回は、JAL国際線機材767-300ER&737-800シリーズの運用状況vol.4ということで、7月21日~30日辺りまでの期間でレジ別にまとめてみました。
8月に入り、国際線の旅客便運航ダイヤにも復便・増便などの変更が見られます。
落ち着くかに見えたコロナ感染拡大は再燃し、お盆時期の国内線減便が追加発表されてきている現状です。
少し前までは全くと言っていいほど飛んでいなかった国際線仕様の767-300シリーズと737-800シリーズですが、ここ最近はかなり運用状況が変わっていますので要チェックです。
↓前回記事はこちら↓
JAL国際線運航状況
8月1日以降のJAL国際線の運航予定は以下の通りです。
記載のない路線は運休です。
貨物便として運航している路線もありますが、ここでは旅客取り扱いのある便のみピックアップしています。
北米路線
- 羽田ーニューヨーク JL 6/ 5 週2便
- 羽田ーダラス JL12/11 週2便
- 羽田ーシカゴ JL10/9 週3便
- 羽田ーロサンゼルス JL16/15 週2便
- 成田ーロサンゼルス JL62/61 週1便
- 成田ーサンフランシスコ JL58/57 週2便
- 成田ーバンクーバー JL18/17 週2便
- 成田ーボストン JL 8/ 7 週2便
- 関空ーロサンゼルス JL69便のみ4日間運航
欧州路線
- 羽田ーロンドン JL43/44 週3便
- 羽田ーパリ JL45/46 週3便
- 成田ーフランクフルト JL407/408 週3便
- 羽田ーヘルシンキ JL47/48 週3便(8月14日にモスクワ経由JL49⇒47あり)
- 関空ーロンドン JL8422のみ8月5日に運航
- 成田ーウラジオストク JL423/424 (8月2日のみ)
アジア路線
- 羽田ーバンコク JL34 週2便(バンコク発のみ)
- 成田ーバンコク JL708 週2便(バンコク発のみ)
- 成田ーシンガポール JL711/712 週2.5便
- 成田ークアラルンプール JL723/724 週2便
- 成田ージャカルタ JL725/726 週2便
- 成田ーハノイ JL752 週2便(ハノイ発のみ)
- 羽田ーホーチミン JL70 週2便(ホーチミン発のみ)
- 成田ーホーチミン JL750 週1便(ホーチミン発のみ)
- 羽田ーマニラ JL78 週1便(マニラ発のみ)
- 成田ーマニラ JL745/746 週1.5便
- JL741/742 7月中に2.5往復運航
- 成田ー大連 JL829/820 週2便
- 羽田ー香港 JL29/26 週2便(成田発着で運航)
- 成田ー台北桃園 JL809/802 週4便
- 成田ー高雄 JL811/812 週1便
オセアニア・ハワイ・グアム
- 成田ーホノルル JL8782/8781 (臨時便4往復)
767-300ER
JALの767-300ERは29機が在籍しています。国際線仕様機15機・国内線仕様機14機です。767-300型機も国内線仕様に3機が残っています。
コンフィグは5種類。
A25・27が国内線仕様機、
A41・43・44が国際線仕様機です。
A41はJAL スカイラックスシート・エコノミークラスシート。
A43はJAL SKY RECLINER・エコノミークラスシート。
A44はJAL SKY SUITEⅡ・JAL SKY WIDERになります。
- A25(9機) 252席 F5 J42 Y205
- A27(5機)261席 J42 Y219
- A41(2機)237席 C30 Y207 JA610J.611J
- A43(4機)227席 C30 Y197 JA651~654J
- A44 (9機)199席 C24 Y175 JA606~608. 616~621J
737-800
737-800の国際線仕様機は9機登録されています。国内線と併用されていますので、ビジネスクラスはクラスJとして運用されています。
ビジネスクラスはJAL SKYLUXE SEAT、エコノミーはエコノミークラスシートです。
コンフィグは1種類。
- V40(9機) 144席 C12 Y132
運用状況詳細
機材別にみていきます。
記載例 24 CTS=HND JL6776/6775
24日 新千歳羽田 往復 便名 です。 片道の場合は~を使っています。
767-300ER
運用が確認できなかった機材
この期間中運用がなかった機材が多いため、最初にまとめます。
JA606J・607J
JA610J・618J
JA621J
JA651J・654J
合計7機は運用が確認できませんでした。
JA608J
25/26 NRT=CTS JL3049/3040
あまり見たことのない便名です。往復しているので貨物便でしょうか。訓練機かもしれませんね。
JA611J
23 HND=HIJ JL253/254
23 HND=KMJ JL631/632
25 HND=CTS JL515/530
26 HND=KMQ JL183/184
26 HND=KOJ JL647/648
26 HND=OKA JL997/998
27 HND=KOJ JL674/648
OKA以外は通常運航便名です。OKAはおそらくファースト無しの運用でしょうね。スカイラックスシートでファーストは厳しいですねw
JA616J
27 NRT⇒MNL JL8831
28 MNL⇒NRT JL746
往路のJL8831は初めて見る便名です。
戻りは通常便名のJL746でNRTへ翌日戻っています。
JA617J
NRT=KHH JL811/812
成田高雄便はほぼ安定して767-300ERで運用されています。
JA619J
23 GUM=GUM JL3671/4671
24 GUM=GUM JL3671/4671
26 GUM=GUM JL3671/4671
27 GUM=GUM JL3671/4671
29 GUM⇒NRT JL942
JALはGUM空港と乗務員訓練空港の契約をしています。
GUMでの訓練に行っていたようです。
JA620J
22/23 NRT=CTS JL3049/3040
JA608Jと同じくあまり見たことのない便名です。往復しているので貨物便でしょうか。貨物便なら6千番台になりそうなので訓練機かもしれません。
JA652J
22 HND=MMB JL569/566
23 HND=TKS JL455/456
23 HND=AKJ JL555/556
26 HND=OIT JL661/664
26 HND=KMJ JL631/632
26 HND=NGS JL613/616
27 HND=AKJ JL553/554
27 HND=KOJ JL651/652
SKY RECLINER機材は国内線の予備機として運用に入っているようです。
JA653J
22 KOJ⇒HND JL648
22 HND=CTS JL527/528
23 HND=NGS JL609/612
26 HND=NGS JL609/612
27 HND=KMJ JL625/626
27 HND=AKJ JL555/556
JA652Jと同じような感じで、国内線を飛んでいます。
737-800
遊休機が多かった737-800も国内線併用でかなり使われるようになっています。
JA303J
22 ITM=OKA JL2085/2086
22 ITM⇒CTS JL2019
23 CTS=NGO JL3100/3117
26 CTS=NGO JL3100/3117
27 CTS=NGO JL3100/3107
27 CTS⇒NGO JL3114
27 NGO⇒HND JL208
?? HND⇒NGO JL???
30 NGO=CTS JL3107/3114
JA304J
23 HND=KMI JL689/692
23 HND=OKA JL995/996
26 HND⇒NGO JL4681
26 NGO⇒CTS JL3105
26 CTS=ITM JL2006/2009
26 CTS⇒NGO JL3118
29 NGO⇒HND JL208
737-800国際線機材でOKA便の臨時便名が見られます。
JA305J
22 ITM⇒CTS JL2009
22/23 CTS=NGO JL3118/3105
23/24 CTS=NGO JL3118/3105
26 CTS⇒ITM JL2010
26/27 ITM=HND JL4562/4561
27 ITM=CTS JL2005/2006
27 ITM⇒CTS JL2019
28 CTS=ITM JL2000/2019
29 CTS⇒ITM JL2000
JA310J
22 CTS⇒ITM JL2010
23 ITM=ASJ JL2465/2464
23 ITM⇒CTS JL2009
25 CTS⇒ITM JL2004
25 ITM=OKA JL2085/2086
25 ITM⇒HND JL134
26 HND⇒HIJ JL255
26 HIJ⇒CTS JL3403
26/27 CTS=FUK JL3512/3513
27 CTS⇒HIJ JL3406
27 HIJ⇒HND JL264
27 HND⇒NRT JL4124
8月2日の成田=ウラジオストク・JAL423/424便はJA310Jで運航されました。
JA315J
23 HND=KMJ JL623/624
23 HND=TKS JL459/460
23 HND=HKD JL589/588
24 HND=TAK JL475/476
24 HND=MSJ JL157/156
24 HND=AKJ JL557/558
25 HND=KMJ JL625/626
25 HND=HIJ JL261/260
25 HND=OBO JL579/576
26 HND=KMI JL691/694
26 HND=UBJ JL295/296
27 HND=IZO JL277/278
27 HND⇒CTS JL4501
27 CTS⇒ITM JL2016
JA317J
22 HND⇒CTS JL599
24 CTS=NGO JL3100/3117
26 CTS=ITM JL2016/2005
JA320J
23 HND=MYJ JL435/436
23 HND=MYJ JL439/440
24 HND=KKJ JL373/374
24 HND=AXT JL167/168
25 HND=IZO JL277/278
25 HND=NGS JL611/614
JA321J
23 NRT⇒ITM JL4805
23 ITM=OKA JL3941/3942
26 ITM⇒CTS JL2003
26 CTS⇒NGO JL3106
26 NGO⇒ITM JL4596
26 ITM=OKA JL3943/3944
運用が確認できなかった機材
国際線仕様機のみです。
JA312J
国際線737-800に関しては、コロナ減便運休以降の国際線は8月2日のウラジオストク以外は飛んでいるのを私は確認できていません。
7月後半からでしょうか、国内線にかなりガッツリ入っている機体もあり、羽田那覇の臨時便にも入っている機材があります。
JA312Jは全く飛んでいませんが、それ以外はかなりいろいろなところに使われています。
赤字にしたフェリーフライトが随所にみられるのは、どこかで穴が開いたのを埋めに行くのが多いってことなんでしょうか。乗務員繰りかもしれませんね。
さいごに
8月末までは国際線旅客便のスケジュールに大きな変更はないと思いますが、貨物便に変化があるかもしれませんのでまた数週間をあけて確認してみたいと思います。